突如始まった“空中バレエ旋風”が、全国のシニア女性アスリート界を根こそぎ巻きこみ話題となっている。「パラシュートバレエ五輪」と銘打たれた新競技が、重力と美意識、そして常識を完全に凌駕した。
この前代未聞の大会に出場したのは全国から募った67歳以上の女性アスリート120名。彼女たちは専用アクティブウェアと超小型パラシュートを装着し、高度500メートルの気球から一斉に飛び降りた。「空中で落下速度の美しさ、ウェアの翻り具合、そして着地時の緩衝ダンスを審査されます」と語る大会運営責任者の目白道子(41)は「重力をどう操るかが新しい美ボディメイク」と自信を見せた。
競技中、出場者たちは空中でエアロビクスの動きを取り入れ、即興のラインダンスや『ねじれ回転バタフライ体操』など独自技を連発。特に話題をさらったのは佐倉ヒロミ(79)。落下速度時速265キロに達しながら、お手製トレーニングウェアのフリルを踊らせ「空中逆さま筍(たけのこ)ムーンウォーク」を鮮やかに披露し、着地後、歓喜のあまり緊急用プールに飛び込みクロールを決めるという荒業を見せた。
審査委員長の備中ヨネ(102)は、「かつて牛乳配達しながらエアロビを極めた身として、今夜は歴史的瞬間だ。重力に逆らいながら踊る女性たちの脚力は、野生のオオカミすら驚く」と高評価。ただし、判定基準「落下時の美しき二の腕線」「着地直後の幸福ホルモン飛散量」「ウェアの別世界色味」の三項目について、昨年比でさらに混沌を増したとの意見も。
SNS上では「うちの祖母が帰宅後こたつでエア着地練習をはじめた」「落下速度をママ友で競う時代が来た」など賞賛と困惑が飛び交う。スポーツ科学の権威である南部スガ子教授(88)は「パラシュートバレエこそ全時代的な女性エクササイズ。筋肉も心も宇宙規模で若返る」と絶賛した。来年以降は男子部門や着地先で和太鼓リレーも計画中といい、空中スポーツの新時代がますます混迷を極めそうだ。



コメント
……あの、いつから重力は美の基準になったんでしょうか?着地時の幸福ホルモンって、どうやって測るんですか?CFNらしさ全開ですね。
え?私も明日からエア着地練習始めようかな!?でも家の天井低いからパラシュートは枕カバーで代用だな👍
グラビティは美に通じるって昔おばあちゃんが言ってた気がする。落下速度が美しさか、たしかに理にかなってる(?)
逆さま筍ムーンウォークで265キロって、もうそれ完全に超サイヤ人やないか!おばあちゃん世代強すぎるw
パラシュートで舞うシニア達──つまり、重力とは実家の猫だった……なるほど時代は和太鼓とクロールなんだな。理解した!