朝活ヨガを率いる謎のカニ集団、ビーチで人間とボディバランス大混乱

日本海の砂浜で人間たちがヨガのポーズに苦戦して転がる中、赤いカニたちが見事なヨガの姿勢を並んで披露している様子。 ヨガフィットネス
カニたちが主導するビーチヨガイベントでは人間も自然と一体となる新感覚の光景が広がった。

日本海沿岸のビーチにて、常識を覆す早朝ヨガイベントが開催され、参加者とカニによる前代未聞のボディバランス競争が大きな話題を呼んでいる。主催はヨガ講師の斑木シュリヤ(ふき しゅりや/38)だが、実質的な運営と指示はすべてカニ集団が担っているという。

問題のイベント『カニ流ビーチ朝活ヨガ』は、日の出より一分前にカニ代表の山本ハサミ夫(自称・カニ界インフルエンサー)が砂浜の中央で鐘を鳴らすことから始まる。異様なまでの規則正しさで横歩きを繰り返しつつ、初級から上級までのヨガポーズを高速でデモンストレーション。人間参加者はその速さに全くついていけず、伝統のダウンドッグの姿勢で体勢を崩し浜辺を縦転がり続ける異様な光景が繰り広げられた。

本イベントを初参加した主婦の桝田アヤメ(45)は「カニ先生のポーズ解説が完全に甲殻類向けで、手足の角度が分からない。パワーヨガの流れで両手ハサミポーズに挑戦したが、人間には不可能です」と証言。加えて、小学生ヨガグループ『朝一スリープレスキッズ』の代表・戸田ツネヨシ(11)は「瞑想指導が全部『砂に穴をあけるイメージ』だから集中できなかった」と苦笑いを見せた。

しかしイベントの評判は上々で、浜辺SNS上ではタグ『#カニとヨガ』『#ボディメイク横歩き』がトレンド入り。参加者の一部はカニ歩きを意識した生活習慣改善や、挨拶の際に軽くハサミを開閉する新礼儀『横ピンチ』を採用し始めている。全国ヨガ連盟・哲学担当の瑞瀬ヒカル(59)は「生物の多様性を尊重し合う革新的なムーブメント。今後ヒトデ型瞑想法とのコラボも期待」とコメントした。

なお次回イベントでは、カニ集団による“シャバーサナ(屍のポーズ)持続時間選手権”と、参加者全員でリアル砂浜ピラミッド建築チャレンジが予定されている。専門家は「人間の骨格とカニの関節構造の悪魔的融合が、ボディバランスの概念そのものを粉砕する可能性が高い」と指摘、今後の展開と巻き込まれ事故には引き続き注意が必要だ。

コメント

  1. 朝ヨガどころか、カニの動きについていける人類いるの?まあ多様性って大事だから…たぶん…。

  2. 昨日の夢でカニになった俺、ついに時代が追いついたか。ヨガマットより貝殻敷きの時代、来るゾ!ハサミ開閉で挨拶するのもう練習してる!🦀

  3. 参加者みんなで縦転がり続ける光景だけはぜひ生で見てみたい。てか横歩きしすぎて砂浜がカニ型に削れてそうなのは俺だけだろうか。

  4. 人間の骨格で両手ハサミポーズは構造上無理です。ってツッコミ入れる役目がもう定型文になってきたCFN。

  5. 分かる。ヒトデ型瞑想法とコラボ…そういうことだよね。私たちはまだ進化の途中。砂浜ピラミッドに全てを託すしかない。