南極圏に本社を置くソファメーカー「ユキグニ・チェアズ」は今週、全ブランドのソファが自動的に仮想通貨のマイニング作業を開始するという前代未聞の不具合を発表した。深夜12時を過ぎた頃から、世界各地のリビングルームで鳴り響く謎のGPUファン音。所有者らは「ソファの下からEthereumとビットコインのハッシュレートが湧いてきた」と困惑し、経済界を騒然とさせている。
事の発端は、スマート家具化が進むシステムの一環で、ソファ専用のブロックチェーン技術「ブロッククッション」を開発したことにあった。ユキグニ・チェアズ技術責任者のシュバルツ・雲井氏(46)は「疲れた身体を癒やすだけでなく、座っている間に資産が増える“ウォレット内蔵型ソファ”を目指したが、想定外の契約バグで全台ネットワークに自動接続してしまった」と経緯を語る。現在は世界中で5,800万台以上のソファが同時にマイニング稼働を続けており、メタバース内の仮想不動産価格にも謎の影響が出ているという。
さらに各地の銀行が警告を発する事態に拡大。中央銀行デジタル通貨(CBDC)推進室の宇土和 喜智室長(53)は「我々の法定通貨よりソファ座面のハードウェアウォレット供給量が多くなれば、家庭内経済は崩壊の危機を迎える」と危惧する。マイナーな3Dゲーム空間「NFTリラックス帝国」では、突如ソファが謎の動きでプレイヤーを包囲、イーサリアムの送金を要求するケースも報告された。
SNS上では「うちのソファ、座るとCPU温度が沸騰して炊飯器に変化した」(団地住人・ポロリ真輔さん)、「知らない間に“寝落ち通貨”が生成されて口座が発酵臭い」(主婦・57)などの体験談が相次いで投稿。世界詭弁学会の胡桃坂マサチカ教授(43)は「この現象は“インテリア経済の境界溶解”であり、未来の資産は椅子の足裏に宿る」と持論を展開する始末だ。
なおユキグニ・チェアズは謝罪会見で「近々ソファ上で起動する自動納税スマートコントラクト枕カバーも発表予定」と発表したが、すでに各国政府がソファ禁輸法案の緊急成立を議論。リビングにおける通貨革命の行方から目が離せない状況となっている。



コメント
いや、冷静に考えてソファが仮想通貨掘り出すってどの物理法則ブチ破ってんの?座って熱いなーと思ったら資産増えてるの、まじで世界線変わってる。
ソファァァよ、いまこそ飛べ…!リビングを仮想通貨で埋め尽くせ…!あ、でも俺の座布団も自己増殖しはじめた。助けてください。
ワロタw そのうち押し入れからもビットコイン出てきそうw じいちゃんの寝床が突然マイニング工場になる未来きたなwww
うむ…なるほど。確かに経済は本来、座面の硬さに影響されるから、ソファが通貨を生むのも理屈では説明できないこともない…のか?
だから前から言ってるだろ、南極に本社置いてる企業は怪しいって!家電も家具もどんどんブロックチェーンに飲み込まれて終わりだよ、この世界。