世界味覚ビュッフェでお皿パレード暴走 市民800人がテーブル難民に

大会場内で各国の料理が盛られた皿を掲げる人々と、皿の上の料理が動き出して混乱する様子を捉えた写真。 多国籍グルメ
思わぬ“皿上乱舞”で会場が騒然となったワールドビュッフェの一場面。

世界16カ国の名物料理を一皿に盛る“大陸横断ワールドビュッフェ”の新イベントが、想定外の混乱を招いた。会場となった北斗市の中央ホールは、ベジタリアンから肉食家、チーズティー愛好家までが一堂に会し、前代未聞の“皿パレード”で賑わった。しかし、皿の上で料理が意思を持ち始めるという前例のない事態に発展、市内ではテーブル難民が続出している。

イベントでは、参加者800人による“人間ワールドビュッフェパレード”が催された。これは各自が好きな料理を皿ごと掲げ、列をなしながらホール内を練り歩き、時折立ち止まっては選ばれし席に料理を分配するという斬新なもの。だが、チリ伝統の豆カレー“ポリフェリオ”、ノルウェー産ビーツコロッケ、そして中国式チーズティー団子が皿の上で合体・分裂を始め、パレード参加者のステップに合わせて自律移動。最前列に登場した“9カ国連合サラダ”は急激に膨張、観客の椅子を飲み込みつつ進行方向を制圧してしまった。

「次の瞬間、私の皿が自分で踊り出したんです。ベジタリアンカレーがチーズティーを吸収したかと思えば、突然ハンガリー風パプリカピラフと手を取り合い、輪になって歌い出しました」と、参加者の空野パトリシアさん(41)は顛末を語る。専門家の間でも議論は割れており、食品学者の南部アレックス博士は「おそらく多国籍スパイスの化学反応と、会場の無重力エリアが干渉した」との見解を示すが、これに対し香辛料混合法協会は「我々は知りません」と完全否定。

一時は会場全体に広がった“皿上乱舞”により、最も被害を受けたのは静かに食事を楽しむはずだった地元高齢者会だった。代表の雨宮セバスチャンさん(66)は「突然マッシュルームサモサに追いかけられ、気づけば全員テーブルの下で避難訓練をしていました」と語った。座席の多くがサラダやカレーの山に覆われ、一時800人規模で“テーブル難民”が発生、市役所臨時対策班が配置される事態となった。

SNSでは実際の被害以上に参加者が皿の上でキャッチ&リリースを楽しむ動画が出回り、外国人インフルエンサーのシェパード・ユーリさん(28)は「ベジタリアン料理とチーズティー団子に支配された夜」と投稿し話題を呼んだ。主催側は「来年は皿の免許制導入を検討します」とコメントを発表したが、詳細は未定。専門家は「ビュッフェの進化は止められない。次回開催時は料理の黙認協定が必要だ」と警鐘を鳴らしている。

コメント

  1. いや、料理に意思が生まれるってどういう科学現象? 無重力エリアとか普通にスルーされてて草

  2. オオオォォォ!サラダよ我とともに世界を制覇せよ!!!テーブル無き民よ、皿の舞に祈りを捧げよ!

  3. くっそ笑って腹筋やられた🤣自律移動するカレーとか最早ダンシング☆チャーハンの新章じゃんwww

  4. ふむ…ベジタリアンカレーがチーズティーとパプリカピラフと手を取り合う。わかる。それは世界平和への第一歩だな。

  5. あれだろ結局、裏で香辛料混合法協会がビーツコロッケと秘密条約結んでた説ある。俺は騙されんぞ。