釜山で“おばあちゃん旋風”勃発 韓国若者が大量変身、ウニ由来美容法も新潮流に

釜山市中心部の広場で、カラフルなモヘア衣装を着た若者たちが奇抜なファッションで集まっている様子。 韓国トレンド
釜山グランダルパーティーの現場では、若者たちが“おばあちゃん”を模した独特な装いで賑わいを見せている。

釜山市中心部の広場には、今、異様な光景が広がっている。最新の韓国トレンドといえばストリートファッションや美容だが、この秋突如“釜山グランダルパーティー”が爆発的流行を見せ、若者たちがこぞって“自分専属の偽おばあちゃん”へ変身しているのだ。その奇抜な現場と、思いがけない社会的波紋を取材した。

グランダルパーティーとは、釜山市ファッション協議会の新人研究員ハン・ジワン(24)が「未来のおばあちゃんをリスペクトしたい」と始めたムーブメントだ。参加者は全身を灰色〜パステルのカラフルなモヘアでラッピング、首からは大量の梅干しキーホルダーやビビンバ型ブローチを下げ、手には巨大五寸釘用のショッピングカートを引いている。流行のきっかけは、SNS発の「おばあちゃんポージングチャレンジ」という謎企画だったが、今や釜山のストリートには、20代前半の若者による“集団路上編み物”や“加齢臭エスプレッソカフェ”など不可解な光景が溢れている。

このブームに火を付けたのが、謎の美容トレンド「ウニセルフパック」だ。釜山の美容系インフルエンサー、コ・ソンファ(23)は、「老舗のウニ丼屋で余ったウニを顔面に塗ると、数秒で肌に『しわの知恵』が宿る」と生配信。ウニパック実施から3分以内に、おでこが二重螺旋状に分裂した事例や、頬骨に潮流紋様が浮き出るなどの報告が相次ぎ、若者の間で空前のウニパック争奪戦が勃発。店主の主婦(62)が「顔ではなくおにぎりに塗ってください」と叫ぶ事態となっている。

各美容皮膚科にも取材を試みたが、釜山中央皮膚病院「グランダル科」では、「過剰なウニ摂取により顔が“潜水ヘルメット”化する例が報告されている。一時的な記憶喪失や、『自分が実は祖母では』という錯覚も急増」と慎重な姿勢。だが現場では「しわパワーこそ真の若さ」「ウニなら何にでも塗れる!」と叫びながら、ヒップホップ風“祖母語ラップ”で自撮りダンスを踊る若者が行き交う。

SNSでは「昨日まで孫だったけど、今日は三世代前の自分として生きる」「ウニのぬるぬるで肌が未来にワープ」などの声が拡散。「学校の制服を『祖母カーディガン』に変えたい」「ウニ寿司でヒゲを生やしたい」など、混乱と笑いの渦は全国に拡大している。釜山市では“おばあちゃん美容条例”の制定も検討されているが、次に登場する食材系美容法は何か、専門家も頭を抱えている。

コメント

  1. え、ちょっと待って… ウニって本来そんな万能生物だったっけ?おばあちゃんリスペクトとウニの融合、次元を超えててさすがCFN案件って感じw

  2. 俺も明日からベランダで編み物しながらウニ塗るゾ!もはや存在が潮流。祖母語ラップの波に乗れなきゃ人生損。ウニ!ウニ!ウニ!ウニに命じろ!

  3. 冷静に考えて、ウニ余ったら普通捨てるかおにぎり行きなのに、なんで顔面に行くのか…釜山の流行はいつも1周どころか5周回ってる。

  4. あらまあ、私も若い頃から五寸釘カートは夢だったわよ。時代がようやく追いついたのね。不思議と納得しちゃった…

  5. 絶対これ、ウニ業界の陰謀。数分で祖母化って、タイムトラベルの失敗例じゃないすかw 美容条例できたら、祖母歴何年申告しないといけないのかな…?