静岡県カチョール市で開催された伝統の3×3バスケットボール大会決勝戦で、屋外コートそのものが突如“巨大な鯨”へと変貌し、選手38人が海上を漂流しながらダンク合戦を繰り広げるという前代未聞の事態が発生した。大会関係者や観客は、現象を「ルールブックでは全く想定していなかった」と語り、スポーツ界に衝撃が広がっている。
当日は快晴の中、コート設営団体『スリーボール建設』の新開発“振動式ハーフコート”が導入され、特殊なショットクロックブザーが響くたびに床が微かに揺れていた。だが第2クォーター、シュートが外れたボールがディフェンスの股間を強打した瞬間、コート全体が“ウォ〜ン!”という音とともに隆起。青黒い鱗模様が出現し、コートは見事な背びれを携えた全長40メートルの『コート鯨』に変化したのである。そのまま市内の人工湖を泳ぎだす巨大生物に、観客は呆然とした。
3×3の3人制で始まっていたはずの試合は、鯨の背で転げ落ちた選手や国外から来訪した観戦者、さらには通りすがりのカモメ愛好家までがなぜか次々とコートに現れ始め、最終的に38人が参加する混沌としたジャンプシュート合戦へと突入。シュートはすべてジャンプ台と化した“吹き出す潮”によって超高弾道化し、ボールは時に空高く舞い上がり湖の向こう岸に刺さる事例も多発した。審判のワトナベ・カルロス氏(審判歴19年)は「同時に10本のボールが飛び交うダンクコンテストは初めてです。しかも、鯨のヒレでブロックされたので判定不能」と苦悩の表情を見せた。
一方、アウトサイドシュートも進化を見せ、行方不明となったマグナ・バショー選手(センター、28)が鯨の噴水孔からボールを放ち、対岸のたこ焼き屋の看板を直撃するシーンがSNSで拡散。『#鯨ダンク』『#半魚人ディフェンス』が国内トレンド1位となるなど、類例なき盛り上がりを見せた。現場にいた観客の松沼ブレンドさん(主婦、51)は「水しぶきを浴びながら応援したのは人生初めて。防水ポンチョが配られて良かった」と語っている。
スポーツ科学研究所の酢苦井ピコ所長は、「バスケコートの急激な鯨化はハーフコート振動装置の副作用による“空想物理現象”の発露とみられる。今後、鯨型コートの耐久性検証と最適なシュートフォームの開発が急務だ」と真剣に分析。次回大会では既に“ジンベイザメ型コート”の導入が検討されているとの情報もあり、今後のバスケ界からますます目が離せない状況だ。



コメント
いやいやいや、3×3ってどこいった(笑)選手38人ってフルコートでも密ですやん!鯨化は予想できんw
…ワシは昨日、湖に流れ星が落ちる夢を見た。今朝、たこ焼き屋の看板が凹んでおったぬ。諸行無常じゃ。不思議はない。
ウチの情報網にもジンベイザメ型コート導入の噂入ってきた。たぶん海洋生物リーグ開幕の兆し…その時世界は変わる。
ウォ〜ン!って自分の人生も鳴らしてみたい。てか背びれでブロックされた選手、今頃どこに漂流してるの?www
どうして選手が増えたのかはわからないけど、潮でジャンプ力が上がるなら私もやってみたい…。防水ポンチョ必須だね!