赤ちゃんが「親」を審査?親選抜パレード大会に1歳児審査員団就任で波紋

色とりどりの王冠をかぶった幼い子どもたちが椅子に並び、その目の前で親たちがカートや風船で行進している公園のにぎやかな様子。 子ども家庭支援
親たちがパレードを披露するなか、カラフルな王冠をかぶった乳幼児審査員団が公園で見守る。

社会全体で子どもの未来を支援する機運が高まるなか、全国親子パレード協議会が斬新すぎる取り組みを開始した。今年から採用された「親選抜パレード大会」では、なんと1歳から3歳の乳幼児たちが大人の親を審査する公式審査員団に就任し、注目と困惑が広がっている。

今回の大会は、立候補した親300組がリヤカーや風船カートに乗り、地元公園を笑顔とともに行進。給食袋を振り回しながら「寝かしつけタイムトライアル」や「紙おむつ折紙アート」など家庭日常のパフォーマンスを競った。観客席最前列には、厳選された“審査員団”——ヨダレをたらしながらバナナを持った山風心晴(1)、独特の視線で注視する岩堀珀音(2)、まっすぐベビーカーから吠える平坂こたま(1)ら12人の乳幼児が鎮座した。

審査基準は前代未聞だ。乳幼児たちは、目の前の大人たちが披露する“パパとママの必死な微笑み”や、“おしゃぶりタイムに向かう動作の滑らかさ”などを独特な視点でチェック。ペットボトルで作った王冠をかぶった心晴審査員は、うまく哺乳ビンを握りしめる親には謎のガッツポーズを送り、ぎこちない抱っこが始まると突然高笑いして試合を中断させた。その他、“母音の発声が美しい親”や“ベビーカーのサスペンションが優れている親”にだけ渡される“グズリポイント”の割り振りも各審査員の気分によって激しく変動した。

大会の途中、審査員団が全員突如昼寝を開始、審査が暫定中断する一幕も。しかし3分後、隣接した親子ひろばのシャボン玉担当・杉森杜弥(29)が“しゃぼん玉ファンファーレ”を吹奏すると、審査員団は全員一斉に起き上がり、不思議なハイハイ投票を敢行して一気に決着をつけた。優勝に輝いたのは、“体内時計ベースで6秒ごとに乙女座座りを披露した”という理由で投票を集めた会社員・植森勝巳(35)とその妻のカップルだった。

SNSでは「今まで見たどんな選挙よりフェア」「今後も乳幼児審査制を義務化してほしい!」といった賛辞と、「今年の親はメタ認知力が足りない」「むしろ親が赤ちゃんに審査されるべき時代だったのか」と驚きと戸惑いの声が相次ぐ。人工知能によるベビーテック監修委員会の久遠未砂(AI専門家)は「これこそ家族の民主主義の最前線。だが今後はミルクの賄賂工作にも警戒が必要」と指摘している。協議会は「次回は新生児AI審査員を導入予定」とし、ナンセンスな進化は止まりそうにない。

コメント

  1. いやいや、親の審査基準が“おしゃぶりタイムに向かう動作の滑らかさ”て何やねん(笑)でも、ヨダレたらしながら高笑いで試合中断はちょっと見てみたい…

  2. 我々は知っていた…全ての権力は赤子の手の中に集約されると…グズリポイント乱舞!ベビー議会の時代が来たのだバブーーッ!

  3. 親の品格、1歳児にバッサリされる時代突入w これうちの子も絶対審査員団入りさせたかった!寝落ち中断に全力納得なのウケるし、次回は新生児AIてどうなってんのこの国。

  4. 体内時計ベースで6秒ごとに乙女座座り…?優勝理由が天才過ぎて草。俺も来世は赤ちゃん審査員やりたいっすwww

  5. 親だって赤ちゃんに評価されてこそ真の進化だよな~。でもミルクで票操作とか、選挙ガチ勢赤ちゃん現れそうでワロタ。