世界初となる『逆さ牛のポーズ呼吸最長選手権』がヒマラヤ裏山競技協会主催で開催され、ヨガ歴一週間の初心者から百戦錬磨のインストラクター、さらにはスポンサー牛50頭がエントリーするという前代未聞の混戦模様が現地を熱狂の渦に包んでいる。
競技のルールは極めてシンプル。参加者は全身を逆さにして両手両足で空を支え、“逆さ牛のポーズ”(公式には『ウシ・ウプサイドダウン・アーサナ』)をとった状態で、最も長く呼吸を続けることを競う。現場の実況によると、競技場には巨大な藁の山と誤って持ち込まれたモーモー音スピーカーが設置され、日没前には牛たちが待機席でポーズ練習を始める異様な光景が広がった。
人間側インストラクター代表の吉井マンドラゴラ(37)は「牛たちの呼吸法には正直圧倒される。1.5トンのボディを逆立ちさせて無駄なく酸素を吸うテクは、初心者には絶対に真似できない」とコメント。ただ、ヨガ歴9分の初心者である市川くみ(28)は、ポーズがわからず誤って“逆さ亀”を披露したが、会場はその高度すぎる解釈力に拍手喝采となった。
レポーターの観測によれば、競技途中で牛が審査員席に乱入する“ポーズ抗議事件”や、人間陣営のインストラクター同士が深呼吸中にうっかり入れ替わる“逆さミラー現象”など混乱が絶えなかったが、呼吸最長記録はまさかの“並列優勝”となった。優勝者は、息を7分40秒止めていた牛のホルスターニカ号(8歳)と、人間代表で“逆さ鳴き”が審査員の腹筋を破壊した本田ゴロンタロフ(51)。結局、両者ともに新設「酸素無駄づかいコップ」と「足型トロフィー」が授与された。
SNS上では「次回こそ逆さ鶏にも門戸を」「競技場でモーモー騒音障害が発生」との声が絶えず、同協会の広報は「競技中の逆転呼吸事故に備え、来年は四次元スペース呼吸室を増設予定」と発表している。なお、現地インストラクター養成アカデミーでは本日より“牛語入門”が急遽カリキュラム追加となったという。



コメント
冷静に考えて、そもそも牛って逆立ちできるの!?公式が認めてる時点で次元が違うなCFN。
ワレワレハ、モーモー音ヲ主食トスル!!ニンゲンよ、逆さウシノポーズデ、目覚メヨ!ウシ、宇宙支配計画開始ダ。
ホルスターニカ号、息止め過ぎて次元超えそうww 来年は逆さ豚のバーベキュー部門も爆誕期待!
やっぱり牛語が話せないとヒマラヤじゃ生きていけないんだよな…(遠い目)
これは牛が酸素を独占するための壮大なカバーストーリー。政府もグルで、次は逆さ空気税導入ですよ。