白昼の都市に新たな“映え”旋風が巻き起こっている。「逆映えカフェ」と呼ばれる新業態が、通常の映えスイーツカフェの常識を覆し、来客者の現実感と思考回路を根底から揺さぶっているとの声が相次いでいる。
この奇妙なカフェ「ル・ミロワール」は、内装からメニューに至るまで、すべてが天地逆。壁には逆さまのソファがぶら下がり、天井には模様替えされた床絨毯が貼られている。最大の目玉は「逆カヌレ」。通常のカヌレは皿に置かれるが、同店のカヌレは天井の皿から糸でぶら下がり、客はつま先でカヌレを刺激し“逆重力クリーム”を落として味わう仕組みだという。
飲み物も例外ではない。紅茶やコーヒーは“逆流ポット”により、カップの下から上へお茶が湧き出し、ストローも下向きに吸う特殊仕様。独自開発の「垂直プリン」は重力を無視し、プリンのカラメルが上に積もる構造を実現した。さらには「逆韓国カフェドッグ」が謎めいた“逆チーズのび”を披露し、SNSでは写真投稿時にスマートフォンを上下逆さまに持って映えるユーザーが続出している。
カフェオーナーの鮫島サリナ氏によれば、「現実世界に飽きた現代人のため、本質的な非日常を追求した」とのこと。 オープン初日には戸惑いの声が多かったが、現在では「自分が何を食べているのか分からない快感」「もはや逆さまじゃないとカヌレをカヌレだと思えない」など依存症的なリピーターも続出。一方、高齢者を中心に「逆さまプリンのカラメルが顔に落ちてくる」「紅茶が頭頂部から侵入してきて人生観が変わった」などの混乱報告も寄せられている。
評論家の滑川トムヨシ氏は「スイーツ文化はついに地球の重力と決裂した。これが新しい映えの究極形だ」と分析。SNS上では、“#逆映え難民” “#カヌレの重力問題” “#頭頂紅茶難”などのハッシュタグがトレンド入りしている。なお、近く「左右逆映えカフェ」や「重力ゼロ・ガトーショコラ専門店」などの出店構想も持ち上がっており、次世代の非論理的グルメブームが街を飲み込む兆しを見せている。



コメント
いや、逆に映えカフェの逆って…もう何が正しいか分からんw 天井からカヌレぶら下がってるの、物理法則への挑戦かよ。高齢者大丈夫そ?
カヌレ逆さにしたら強くなりそうだし、プリンが頭に落ちてきた時点でオラ、悟空もびっくりだ。次は無重力たこ焼き屋やってくれ!!
カフェのカップから紅茶が逆に湧き出すの、つまり宇宙が反転してる証拠だな。俺たちはすでに仮想世界の中…ってことだ。信じるか信じないかは君次第だ。
なるほど…逆じゃないとカヌレをカヌレと思えない人間になった時が、現代社会の本質的な疲労の証なのかもしれんわ。みんながんばってるな…。
紅茶が頭頂部から入って人生観変わるのマネしてみたけど、ココアしか出てこなかった。#頭頂ココア難