静岡県中部に位置する名物里山「渦ヶ峰」に突如現れた新たな自然現象が、エコツーリズム業界はもちろん考古学界までも震撼させている。25日未明、標高422ｍの渦ヶ峰全体が時計回りに3時間7分回転し続けた末、棚田や農道ごと氷河地形へと“突然変異”したもの。農家や観光客、ペンギン愛好会まで巻き込まれる前代未聞の騒動に現地は大混乱となっている。
発端は午前4時47分、里山麓に住む棚田農家・機麻呂風太郎さん（58）が「田の縁がコンベアみたいに流れてる」と異変に気付き、自治会の全員が巻き込まれた。機麻呂さんの証言によれば、『トラクターが東から西へ空中浮遊し始め、棚田そのものが皿回しのごとく回転。おかげで田植え機が9台、未明の天に舞い上がった』という。地元住民らは慌てて棚田を抱えるも時すでに遅く、回転運動のピーク時には棚田の段差全体が“連山風ジェットコースター”状態となり、稲の苗や案山子が一斉に軌道を乱して空に飛び散った。
回転が終息した午前8時頃、専門家を名乗る“地形進化学会”の淡路乖田教授（49）は、現地に駆けつけ『従来の里山生態学が完全無力となった。目視・触診・嗅覚による三重現地調査の結果、棚田が丸ごと氷河期の“カール地形”に変貌している』との見解を発表。さらには『日本在来ペンギン科の越冬適性がこの地で発生している痕跡が確認された。うち2羽は稲ではなく氷柱をついばんでいた』とも述べた。
SNS上では一夜にして生まれた『渦ヶ峰氷河サーキット』に感動の声も多い。観光客・副島彗星さん（25）は『歩くたびに腰が凍る体験が唯一無二。だいたい田んぼと氷河が同時に見れるツアーなんて世界にここだけ！』と絶賛。一方、同地の棚田に3世代で暮らす渡鳥珠美さん一家は『春に苗を100万本植えたのに、すべて氷の洞窟に…祖父は“今度はサケ漁をやる”と泣いて笑っていた』と機転を効かせた悲喜こもごもを語った。
現在、渦ヶ峰自治会は『棚田ローリング安全条例』制定や“ペンギン型コンバイン”の導入を検討中。エコツーリズム関係者からは『一週間ごとに山が地形変化すれば、バカンス需要は桁違い。棚田でスキー、氷河で味噌づくりも可』と楽観する声が出ている。一方で棚田保存会の岩窟緋奈子さん（67）は『私の青春を返してほしい』と泣き叫び、ペンギンたちは氷の滑り台で“稲穂ダイブ”を楽しむ姿が目撃されている。
コメント
いや、どういうバグで山ごと回転するんだよwww 道路標識とか大丈夫だったんかw
これは…第三勢力ペンギンの陰謀だ。氷河地形は彼らの領土宣言。次は富士山が回る。
腰が凍る体験と田植えの相性、誰か検証してｗ棚田スキーできたら行ってみたいな！
まあ、田んぼもたまには氷河になりたかったんだろうな…自然の気持ちも尊重しよう。
祖父がサケ漁始めるくだりで腹筋氷点下。稲穂ダイブするペンギンが国家代表でいいよもう。