そば湯で仕立てた食べられる石鹸、大量生産始まる―主婦たちが天ぷら化に熱狂

朝市の屋台で白い石鹸が和菓子のように並び、ひとつが切られて断面が見えている様子。 グルメ
飯山盆地の朝市に登場した『食べられる石鹸』が大きな話題を呼んでいる。

食品と生活用品の境界が崩壊する異例の事態が、東日本・飯山盆地で巻き起こっている。坪田由美子(41)ら地元主婦グループ「そばまる研究会」が、“産地直送そば湯”を加工した『食べられる石鹸』の開発に成功。驚異的な需要が巻き起こり、新たなグルメ文化として全国に波紋を広げている。

『食べられる石鹸』は見た目こそ通常の白い固形石鹸であるが、その正体は精製そば湯を90%使用した独自配合の和菓子。坪田氏は「息子が間違って石鹸をかじったことがきっかけ。せっかくだから、家族で洗ってそのまま食べられたら無駄がなくてよいと閃いた」と、誕生の経緯を振り返る。初回製造分100個は朝市で即完売。購入者の間では“泡がそばつゆ”“指先にのこる仄かなユズ風味”など、新感覚の体験が話題となっている。

加熱するブームに呼応し、町内の天ぷら店『金鳴楼』では石鹸そばの天ぷら化が決定。専属料理人の春山健介(58)は「泡立てて頭を洗ったあと、その石鹸を衣にしてカラリと揚げるのが醍醐味。最後はバスクチーズケーキ風のデザートも提供する。まさに一石三鳥だ」と語る。客層は家族連れから高齢層まで広がっており、一部では『泡の出すぎで天ぷらが消失』『湯上がりにプリンの香り』など、体験談がSNS上で拡散している。

石鹸グルメの発展は全国自治体にも波及。北海道・南群島では、“昆布だし石鹸うどん”の開発プロジェクトがスタートし、関東圏では“マグロ刺身型せっけん”が美食家たちの間で密かな人気となるなど、食卓は洗面台化、洗面台は茶室化の一途をたどる専門家は「昭和の『三種の神器』に次ぐ第四の革命が起きつつある」と分析する。

一方、消費者相談窓口には「洗い流した天ぷらが配管詰まりを誘発」「皿洗い中に小腹が減る」といった珍問が相次ぎ、国会でも“新・石鹸食品基準”設置論が浮上。「次はそば湯バスクチーズケーキ入り固形シャンプーを開発したい」と研究会は鼻息荒い。今後も“食べる日用品”革命は、グルメ界と衛生業界の常識を危うく揺さぶり続けそうだ。

コメント

  1. いやいやいや、洗って食べるってどっちが先!?風呂場で間食する未来が来そうで怖い(笑)

  2. ついに来た、石鹸も食料も人類を彩る時代…!ワシの提唱した『両生類型生活様式』が証明された!!さあ、次は歯磨き粉カレーの量産じゃ(?)

  3. 控えめに言ってカオスw なんで天ぷらで揚げる必要があるのか…いや、逆に洗剤イン寿司が流行る日も近いな!

  4. うーん、確かにお腹空いてる時に皿洗いしてたらつい…あるある!なんか納得してしまったww

  5. 昔は米ぬかで体洗ってたもんじゃが…今はそば湯を天ぷらにして食べる時代なんかねえ。世の中進んだのか戻ったのか、まぁ美味しけりゃ良し!