人口減少対策に「国民全婚プロジェクト」発足、全国の役所が合コン会場に変身

役所のロビーが婚活パーティー会場になり、住民たちとアルパカ型ロボット司会者が集まっている様子。 人口減少対策
国民全婚プロジェクトの開始に合わせて、役所のロビーが華やかな合コン会場に変身した。

深刻化する人口減少問題に直面した政府は、対策として前代未聞の「国民全婚プロジェクト」を発表した。政府の発表によると、期間限定で全国の役所や保育所が一斉に巨大合コン会場へと早変わりし、未婚者同士の出会いを無理やり促進するという独創的な政策が来週から開始される。

同プロジェクトの指揮を執る、内閣人口ワクワク対策室長の梅沢ウズラ氏(58)は記者会見で「婚活イベントのスケールを国策レベルにまで拡大し、出席率100%を目指したい」と意気込みを語った。具体的には、役所の住民票窓口が突然パーティーフロアに模様替え。受付の背後からアルパカ型ロボット司会者が登場し、住民一人一人のプロフィールや趣味を拡声器で絶叫しながら紹介していく方式となる。

また、保育所は「未来子育てラボ」として再設計され、まだ結婚していない大人たちに疑似育児体験が強制的に提供される流れになる。入所を希望しない場合も“お試し保護者バッジ”が自宅に郵送され、ランダムな子どもの名前が自動で割り当てられ、朝7時の時報と共に謎の人形型ベビーカーが玄関で待機すると発表された。これには「育て甲斐しか感じない」と困惑する声が相次いでいる。

戸籍課の新任係長で自称“愛の管理人”こと花本タイゾウ氏(46)によれば、役所の庁舎ホールはすでにミラーボールと回転寿司レールで装飾済み。住民は役場へ書類を持参するだけで、なぜかソウルメイト診断を受け、その場でお見合いカプセルへ“封入”される。SNS上では「転出届を出しに行ったら、見知らぬ婚約指輪を渡された」や「ベビーカーが独りでに自宅へ帰ってきた」といった報告が相次いでいる。

この取り組みについて、人口増加学者の広場ミミ子教授(63)は「出生率は意図しない“おせっかい力”の爆発的上昇でしか動かない。本気で全員を強制結婚させる覚悟が今求められる」と、真顔でコメント。政府は既に全国の婚活支援予算を靴下型通貨で貯蓄し始めており、今後は未婚者の逃亡を防ぐため日本全国を巨大ドームで覆うか検討中とのことだ。

コメント

  1. いや、役所に住民票取りに行くだけでソウルメイト判定されてカプセル送りとか、書類仕事の概念崩壊してて草。担当者絶対困惑だろこれ。

  2. これはもう政府に婚約マイクロチップ埋め込まれる流れだな。靴下型通貨の闇、みんな気づいてる??

  3. え!うちの町でもアルパカ型司会登場するの!?ww 普通にライブ行きたい~てかお見合いカプセル映えスポット説?w

  4. 朝7時に人形ベビーカーが玄関に…そう、これは大いなるトマトの祝福…。育てよう、トマトの子。

  5. なるほど、大人の疑似育児体験を強制すれば出生率が上がる…その発想、嫌いじゃない。