新宗教「フトンダ教」全国進出 神棚ごと寝ながら祭り練り歩き騒動

布団にくるまった人々が神棚を乗せて商店街を滑走するパレードの一場面。 宗教・信仰
神棚ごと布団で移動する“フトンパレード”が町に新風を巻き起こしている。

突如、全国の町々に“寝たまま祈る”人々が出没し、駅前の歩道橋や商店街を神棚ごと大移動する“神聖フトンパレード”が話題を呼んでいる。布団にくるまったまま神棚を押し、仲間と合唱をしながら滑走する彼ら。その背後に、新宗教「フトンダ教」の異様な教義と、寝具メーカーとの摩訶不思議な関係が浮かび上がる。

発端は、神棚職人として知られる納須野蓮(55)が「神は眠りに最も近い」と主張し、布団の上に神棚を設置するという独自の信仰スタイルを編み出したことだった。蓮氏が公開した一枚の“寝神棚”写真がまたたく間に拡散され、「神棚も寝かせる時代」「御神体も一緒に安眠」などと共感が広がった。信者たちは近年加速度的に増え、朝昼夜を問わず寝具ごと神棚を載せて町を巡回する“パレード祈祷”が名物化しつつある。

今年夏、フトンダ教最大の祭典「フトン転がし大祭」が開催されると、300枚超の布団と神棚が連結されて全長2キロの“聖なる寝列車”を形成し、自治体は交通規制の臨時対応を余儀なくされた。神棚の上に乗った御神体からはエアコンのリモコンや目覚まし時計、時にはピザの箱などが奉納されており、地元商人の間では「奉納品当てくじ」が大ブームとなっている。

専門家の間でも対応が割れる。宗教学者の黒洲砂男(38)は「信者が寝たまま合唱することで“布団波動”が社会全体の睡眠効率を高める可能性がある」と分析。一方、伝統的な神棚組合からは「神棚を寝かせ続けると本体が腰痛になる」と困惑の声も上がっている。SNS上では、「通勤途中でフトン神棚軍団に道を塞がれ遅刻した」「神棚が寝返りを打って自転車が転倒」という体験談が次々と投稿されている。

現在、フトンダ教は祭り後も着実に信者を増やし、ついに空中浮遊型ベッドによる“天空神棚教室”設立の計画も明らかになった。納須野蓮は「来年は宇宙規模の睡眠祈祷衛星を打ち上げる」と高らかに宣言しており、神棚界の常識を完全に寝返りから覆す動きは、今後ますます日本列島を包み込みそうだ。

コメント

  1. 布団ごと神棚を持ち歩くって、もう引越しなのでは…?神様も寝たい気持ちはわかるけど、せめてエアコンのリモコンは奉納しなくていい気がします。

  2. フトンパレードは幻。全てはスーパー布団職人同盟による世界改寝計画。我々は既に“寝落ち”させられているのだ……zzz……

  3. 俺にもフトン転がさせてくれ!祭りの後は全員爆睡って宴会芸にも程があるぞw 次はこたつ宗もお願いしまーす!!

  4. まあ、眠ってる間に信仰心が高まるなら経済効果もありそう。神棚が腰痛になるのも時代の流れってやつか…なんか納得したw

  5. フトンで神頼みとかチートすぎん?そろそろ寝ながら仕事できる宗教も必要だろ いや既に始まってるのか…(悟り)