オフブロードウェイで“逆リハーサル”劇団爆誕 観客が舞台に吸い込まれる謎現象

観客たちが奇抜な衣装に身を包み、不可視の力で舞台へ引き上げられている劇場内の混乱した一瞬を写した写真風の画像。 演劇
観客と俳優が舞台と客席で入れ替わる衝撃的な瞬間を切り取った一枚です。

観劇が好きなだけのはずが、気がつけば自分が主演に?首都圏カルリーナ区のオフブロードウェイを騒がせている新劇団『シンカクテキ舞踏団』の公演が、観客を次々と舞台上へ吸い込んでいく“逆リハーサル現象”によって話題を独占している。

問題の公演『逆さまの仮面舞踏会』は、座席で普通にパンフレットを読んでいる観客たちが、開演ベルと同時に猛烈な不可視の力により次々と舞台上へ投げ上げられ、気づけば本物の俳優たちと位置を入れ替えてしまうという、強引で前代未聞の演劇体験だ。観客の一人、竹水ルリ子氏(35)は「滑り台もないのに17秒でステージにいました。踊った覚えはないのに、最後はキャストから“本番ありがとう!”と投げキスされました」と困惑しつつも満更でもない表情を見せた。

一方で、実際の俳優たちは突如客席に転落し、そのまま観劇側となる現象が多発。主演俳優の草音イダ氏(29)は「舞台で鍛えただけでは足りません。椅子の座り方が全然わからず、観客役はとても難しい」と語り、公演終了後には舞台美術のセットが逆さまに回転して椅子の山となる仕掛けが明かされた。制作責任者の藻賀良コニ氏(編み物愛好家)は「座布団900枚が行き場を失いさまよっていますが、演劇界の新地平を模索しています」と胸を張る。

観客の服装にも奇妙な変化が生じている。劇場入口で渡されたチケットは、無理やり“衣装引換券”に早変わり。パンジー柄のタイツや“静電気防止型トンボ羽織”など、あらゆるファッションが押し付けられる。香露白天志郎(68)は「舞台に立つ前に7つの帽子を重ね、観客の喝采を浴び倒しました。孫が見たら腰を抜かしていたでしょう」と語る。

SNSでも《今日は観に行ったのに全力で歌って踊らされた》《強制転職・逆オーディション怖すぎ》など困惑と賞賛が入り混じる声が飛び交う。演劇評論家の灰田飯山氏は、『観客と俳優の境界を物理的に粉砕する快挙。だが2回目以降、観客が全員ヘルメット持参する劇場に未来はあるのか』と首をかしげる。現在、同劇団は舞踏インストラクター150人を緊急募集しており、今後のオフブロードウェイの“観客人生”から目が離せない状況だ。

コメント

  1. えっと…観に行っただけで舞台に立つ力持ちシステム、どこの筋トレジムよりスパルタじゃん。次は観客のセリフ暗記義務化されそうで震える。

  2. パンジータイツにトンボ羽織!?よし、次は全員ひっくり返ったままフィナーレ希望。帽子重ね選手権も頼むwww

  3. …なんだこれは。舞台は観るものじゃなくなる時代。もう誰にも俺の座り方を咎めない世界…謎の解放感……

  4. これ、政府が国民全員ステージデビューさせて自己肯定感爆上げ政策やってる未来の実験場だよね。間違いない。なんか帽子にも秘密があるはず。

  5. おいおい、俺は休日にのんびり拍手したかっただけなのにフラメンコ踊らされる罠とか罰ゲーム感謝ァーーー!逆リハーサル万歳!