革新を求める現政権は行政のスマート化を推進する中、ついに『ガバメント・クラウド化計画』の第13段階に突入した。今回、主要閣僚17名が公務員クラウドサーバーへ直接アップロードされ、物理的存在を失う事態が発生。行政サービスも液体系から気体経由へと完全移行したことで、国民生活に前例のない混乱が広がっている。
冒頭の発表会では、政務官トップの竜宮モリオ（54）が『ついに私は雲になりました。本日から行政通達は“雨”として各家庭に直接降り注ぎます』と音声データで国民に告知。その言葉通り、午前9時から市街地一帯に『行政手数料の支払い通知』や『政策決定速報』などが霧雨となって一斉に降り注ぎ、市民は次第に濡れた書類や電子請求書に包囲された。
都内では、急ごしらえの『クラウド対策傘』や『政策吸着装置』が売り切れ続出。会社員の六道コハク（39）は『家を出た瞬間、住民税額のお知らせ霧が顔面直撃。パスワード付きの霧で、解読せずに拭うと翌日2倍になるルールらしい』と困惑。行政窓口も全職員が仮想空間に移動したため、物理窓口には人工芝と“受付の風”のみが漂う光景が見られた。
一方、専門家たちからも賛否が割れる。行政政策クラウド研究所の半山クロエ所長（58）は『手数料は今後お天気と為替連動型で、晴れの日は軽減、嵐だと増税。大気がサーバー障害を起こすと、突然手数料“雹”として堆積しかねない危険もある』と警鐘を鳴らす。一方、SNSでは『今日は霧がマイナポイントだった！』『虹が出たら行政訴訟勝訴のお告げか？』と、新たな行政体験に戸惑いながらも興奮する声が散見される。
現在、政府は住民の集合的くしゃみがサーバー負荷となり、政策アプデが一時的に豪雨化する“人間気象リンク”問題をどのように回避するか議論中。行政クラウド化による集団昇天が国民生活にもたらす影響は計り知れず、今後もさらなる意味不明な通達が空から降り続く見込みだ。
コメント
これ、もし閣僚が雲の一部になっても意思決定できるんですかね？どの段階で雨粒になるか規定とかあるんでしょうか。
私も来世はクラウドになりたい!!! 雨のふりして行政書類撒き散らしたい!!! ハトよ、住民税を運んでくれ!!!アァァ〜（消滅）
家出るたびに政策速報でビショビショ。マイナポイント狙って虹待ちしたけど、隣の人訴訟勝訴して3秒で快晴。なんでやねんｗｗ
でも雲になったら渋滞しないし、手数料も一周まわってエコだし…なんか納得しちゃった自分がいる。
この雨は5G陰謀電波に違いない！！！いや、6Gか！？傘じゃ防げんぞ同志よ、アルミホイルの準備はいいか！？