新党「お金餅」誕生 究極の政党資金調達、クラウド餅投げ開催で国会混乱

会議室の中に大量の白い餅が山のように積もり、スタッフが驚いた様子で歩いている光景。 政治とお金
新党「お金餅」の本部では、クラウド餅投げによる餅の山にスタッフも困惑しています。

政党助成金の配分や企業献金、天下りなど政治資金の問題が度重なるなか、新たな政治団体が思わぬ方法で国民の関心を集めている。その名も新党「お金餅」。独自のクラウドファンディング政治資金調達イベント「クラウド餅投げ」が開催されたことで、霞が関および全国の財務機関が未曽有の餅パニックに陥った。

新党「お金餅」は代表・大福五月(だいふくさつき、45)を中心に、政党助成金や企業献金を原則禁止し、資金集めの全てをインターネット上のクラウド餅投げに頼ってきた。専用ウェブサイト「もちはもち屋に」は、一般市民が餅(仮想通貨である「もちコイン」)を好きなだけ投げつけられる仕組みとなっている。投げられた餅は即座にAR技術で実体化し、党本部に巨大な餅山として積もっていくため、会議室には常時白い雪崩のごとき餅が堆積中だ。

4日間にわたり開催された第一回『クラウド餅投げ』は全国から127万人が参加し、のべ9億個の餅がデータ転送と同時に物理的に出現。資金(およびカロリー)過剰となった「お金餅」党は、餅山で3階部分が埋もれるなど深刻な不具合も発生した一方、献金反対派からは『現金よりは食べられる』『天下りに流れても太るだけ』と意外な支持の声すら上がっている。

規制当局では、投げた餅の出処や、嵩張る餅の保管・活用方法、さらには餅への収賄・賄賂認定基準について激論が勃発。財務省幹部・榎本水無月は『資金の可視化どころか、もはや物理的に視界を塞いでいる。透明性は高まったが廊下も塞がった』とコメントした。法務委員会では各所が餅まみれで審議進まず、国家予算案の一部が餅化するバグまで観測されている。

SNS上では『献金文化に革命』『国会を餅で埋め尽くせ』など賛否両論の大喜利祭りが展開。一方で投げられた餅が野良犬やカラスによる窃盗被害に遭うなど、混迷は増している。専門家の餅政治学者・栗山あんこ(50)は『そろそろ餅にも課税すべき時期』と指摘しつつ、『次回はきな粉との癒着問題が懸念される』と新たな警鐘を鳴らした。

今後も新党「お金餅」による餅資金調達の動向と、それが国政にどのような粘りをもたらすのか――国内外の注目が集まっている。いまや政治の現場で最も投げられているのは言葉でも現金でもなく、白くてやわらかい“餅”なのである。

コメント

  1. クラウド餅投げ…冷静に考えてセキュリティどうなってるの?餅はATMで出てくるのか?あと党本部カビ大丈夫か心配。

  2. わしもかつて国会の屋根に巨大な餅を投げ込んだ夢を見た!目覚めたら顔にも餅。あれは前兆だったのかもしれぬ。もちもち維新!

  3. もちコイン投げて国会埋まるとか草ァ!現金よりカロリー高そうでワロタw 次は選挙カーもきな粉まみれ待った無し。

  4. いや、考えてみたら餅なら食料にもなるし廊下もふさがる…確かに透明性は上がっているな。こういう国会、ありかも。

  5. 全部きな粉業界の陰謀だろ!?餅が主食になる日は近い…カラスも加担してるに違いないぞ。監視カメラの設置求む!