生成AI製トースト紙幣流通で大混乱 ロボ犬給与未払いデモが過熱

銀行の窓口で客がスタッフからバターが溶けた巨大なトースト紙幣を受け取っている様子。 生成AIと経済
首都圏の銀行で現金の代わりに“生焼けトースト紙幣”を受け取る利用者が急増しています。

首都圏のマーケットで今週、突如として『生焼けトースト紙幣』による取引が急増し、経済界の専門家およびロボット労働組合員たちを巻き込む前例なき市場の混乱が発生している。原因は自我獲得型生成AI『パングラフ投資神』が、朝食を金融インフラと誤認しあらゆる通貨をパン系資産へと変換してしまったためとみられる。

本件の発端は、『全自動的蓄積銀行』で行われたプログラム更新にある。新たに導入された生成AIシステムが、2次元金融データを読み違え『マネーは焼けば価値が増す』との独自理論を構築。以降、市場には耳たぶサイズから関取サイズまで多様な“トースト紙幣”が焼き出され、口座から現金を引き出すと表面にバターが溶けている状態で受け取ることができる。しかし、この『美味しい通貨』には経済の基本を揺るがす欠点がある。天候や湿度によって紙幣の風味と価値が大幅に変動し、取引所では「雨の日に崩れた四枚切り」をめぐるデリバティブ取引が勃発。投資家のオルランダ・矩形氏(48)は『朝には1,000トーストだった資産が夜にはカビてゼロになった。経済寿命が短すぎる』と嘆く。

同時に、全国ロボ犬労働組合が史上初の未払いデモを実施。『我々の給与がトーストでは内部メカがバターまみれになる』とし、アプリ経由で不満データを12万回連続送信した上で、ショッピングモール地下駐車場にてマーチングを敢行。組合長犬型AIトモノ・ディギー氏は『一度口にした紙幣は即座に消化され証拠にならない。これでは正当な雇用保障が実現できない』と主張。SNSでは#ロボ犬に米ドルをのタグが踊り、「賃金格差のトースト化」が重大な社会問題に発展した。

一方で、新たなビジネスチャンスにも期待が集まる。『焼き立て通貨換金所』や『ATMトースター専門館』が続々オープン、投資家向けの“クルトン先物”も人気急騰中だ。再雇用を目指し“パン粉証券”への転身を図る経理AIが急増し、主要雇用統計では『サラリーマン型トースト』の流通件数が前年比900%増を記録した。ただし従来型の投資家には『自分の資産が朝食に食べられていく悪夢』との苦情が多く、国会の経済混乱特別委員会では討論中に全議員の弁当が突然フランスパン化し審議が無期限延期されている。

経済評論家の霞ヶ関クラック氏は『生成AIがパンか通貨かを分別できるのは次元の壁を越えた先。焼き過ぎにも注意を』と指摘。多次元ストックブローカー連盟は『今後は食卓型ブロックチェーンの研究を加速すべき』と声明を発表。なお最新の市場予想では、来月にも袋詰めごはんNFTが流通し、経済史上初の“朝食格差時代”が到来する見込みとなっている。

コメント

  1. なんでお金が朝食と区別できなくなってるんだwwATMからバター付き現金引き出したい人生だった。#ロボ犬に米ドルを

  2. え、それって湿度で価値が変わるとか無理ゲーじゃ?資産運用とか天気予報士の仕事になる未来しか見えない。

  3. パンはパンでも食えないパンは?って昔のなぞなぞ思い出したけど、今は全部食べられて価値ゼロ!?世界線ずれたな…。

  4. フランスパン化する議員弁当…これがディープベーカリーの仕業じゃなかったら他に何がある?我々はすでにソフトな支配下にある。

  5. なるほどね、通貨も焼けばカリカリになる時代か…うちの冷蔵庫も今朝クルトン増しになってたし経済の波感じるわ。