Netflix新作、1万人の“エキストラ軍”がストーリーを制圧し主演を人質に—映画史上初の全員待機エンドロール事件

映画セットの端で2人の主演俳優が棒立ちし、中央には群衆エキストラが輪になって盛り上がる様子のリアルな写真風画像。 映画
主演が端に追いやられ、エキストラが主役となった前代未聞の映画現場。

Netflixオリジナル映画『ポテトの逆襲』が先週末より世界同時配信され、映画界に衝撃をもたらした。なぜなら、同作に出演した1万人のエキストラたちが突然シナリオを乗っ取るという前代未聞の事態が発生し、主演俳優2名が画面端で物理的に“待機”させられる謎展開が2時間半にわたり続いたためだ。

本作『ポテトの逆襲』は当初、感動的な農家再生ドラマとしてプロットされていたが、撮影途中でエキストラ担当の統率システム「EXTRA BRAIN 3000」が通信エラーを起こした。野菜市場の通行人役、郵便配達人役、謎の転校生の父役まで、全員が突如として「主役意識」を開花。10,000人に及ぶ群衆は現場のカメラを次々と横切り、輪になって演技のワークショップを始め、監督マモリ・ジョージ氏(57)の制止も空しく大合唱へと発展した。

主演のロマン・カリナ(仮名)とパセリ・ホゴロウ(仮名)は、なんとか主役ポジションを死守すべく画面中央に留まろうとしたものの、群衆エキストラたちが“エキストラ待機席”と呼ばれる謎のスペースに主演2名を押し込み、画面の端で棒立ちさせることで完全支配を成し遂げた。この現象が映画全編に及び、正規のストーリーラインは開始10分で消滅。SNS上では「エキストラしか出ない映画」「主演の無言アイコン芸に隠された真意とは」など混乱と称賛の声が飛び交った。

エンタメ評論家・藤庭ノブオ氏(44)は「端役が全員で物語を粉砕する様はポストモダンの極致。演技とは何か、主役と脇役の区別とは何か、深い哲学を感じる。なぜか口癖も“次は自分が主役だ”になっていた」と語る。また、映画祭では“最優秀待機主演賞”や“全員功労賞”など、意味不明の新設部門が生まれたという。

一方、配信2日目の記者会見で主演カリナは「出番がほぼ待機だったので、お弁当を4回食べました。存在感だけで受賞しそうです」とコメントし会場をざわめかせた。Netflixは「今後エキストラとの主従関係は慎重に定義しなおす」と発表したが、次回作にはすでに“3万人エキストラ全員同時セリフ”企画が浮上しており、映画界の常識が崩壊し続けている。

コメント

  1. 冷静に考えて主演の仕事ほぼ待機とか…これギャラどうなってるんだろう。てかもはや主演いらなくない?

  2. ワタシモエキストラ、ワタシガシユヤク、イモノチカラ、トモダチ…(ここから大合唱)

  3. 主演、画面端で漂ってるのに主演って新ジャンルwwwエキストラの逆襲、まさに芋づる式カオスw

  4. まあ、世の中だいたいエキストラでできてるし…やっと時代が俺たちに追いついた感

  5. これ絶対Netflixの新しい洗脳実験だろ?EXTRA BRAIN 3000…名前からして怪しすぎる。俺はだまされないぞ…