第73回納豆道場祭り、伝統剣客と居合い囲碁部隊が大豆で大乱闘――“這い納豆”が町中を席巻

巨大な樽から納豆があふれ、武道家や囲碁棋士たちが全身納豆まみれで混乱する道場の様子。 伝統スポーツ
納豆道場祭りのクライマックス、粘りと混沌の闘いが観衆を魅了した。

遥か古より続く伝統行事、「納豆道場祭り」が今年も例年通り混沌と笑いに包まれた。祭りの目玉、妙技『這い納豆』対決では、武道家と囲碁棋士が巨大納豆の島で壮絶な闘いを繰り広げ、道場前には激しく粘る通行止めが発生した。

会場は徳川時代から続くとされる納豆道場『粘ノ間』。今年は“粘士”に加え、伝統剣客である野山胡介(53)や居合い囲碁部隊の面々、さらには相撲界からの刺客・門前相万(もんぜん そうまん・38)が急きょ参戦。開幕と同時に、巨大樽から解き放たれた3トンの納豆が道場を完全に覆い尽くした。参加者たちは頭から素足まで納豆まみれとなり、互いの“粘り腰”と“意味不明な囲碁手筋”を存分にぶつけ合う風景は、観衆2,300人の抱腹絶倒を誘った。

午前9時40分、野山胡介が納豆刀を抜刀し『糸引き斬り地蔵』の奥義を放つも、居合い囲碁部隊主将・粘川五段(65)が突如巨大碁石投げで応酬。相撲界の門前も土俵入りの所作を取りつつ納豆流し込み戦法で場内を圧倒したが、今度は道場主任・薄原鐘蔵(72)が納豆瓶を頭上で回転、絶妙な粘液噴霧で視界を奪う奇襲を仕掛け、壇上は瞬時に謎の静寂に包まれた。

この日の祭りでは新競技『納豆バク転合戦』や『大豆逆立ち囲碁』も同時開催。町内子ども会の代表・納鍋美咲(なべ みさき・12)は臨時道場マスターとして“納豆スライディング三三”を炸裂させ、高齢紳士団との死闘を制した。一方、居合道同好会の長老・藁沢蓉一(85)は、祭りの終盤で納豆を用いた即興詩吟を詠み上げ、粘度15000ポイズを誉れ高き記録として残した。

SNS上では『納豆の糸で城ができそう』『囲碁の盤面が見えない事態は前代未聞』など投稿が相次ぎ、道場周辺は一時交通規制も発生。スポーツ粘着評論家の比留間観流(ひるま みる)は「道場伝統の粘りと奇想は、今世紀最大の笑撃。地域プロモーションどころか町の物理的構造を一日にして納豆まみれにする破壊力」と断言。本祭りは“意味不明な武術的粘着力”という新ジャンルを確立した形となった。来年は納豆の他にも“流し豆腐剣道”との合体が噂されている。

コメント

  1. 朝から納豆バク転見てお腹よじれたww来年は観客も納豆投入ありでお願いします!

  2. いやこれ絶対町内清掃大変すぎるでしょ…。伝統行事もほどほどにしてほしいw

  3. これは政府が納豆消費量を操作するための壮大な計画に違いない。巧妙な粘着戦略だな…

  4. 納豆の糸で城ができる日も遠くないですね。やっぱり日本の底力ってこういうとこにあるんだなと納得しました。

  5. 納豆→うどん→んまい→イカ→粘り勝ち!…てことで、来年こそ参戦します!!!