全Vtuber強制“まばたき禁止”騒動勃発 視聴者が次々石化現象に困惑

Vtuberの配信画面が並ぶスタジオで、無表情でまばたきせず凝視するVtuberと、石化が進む視聴者たちが混在する奇妙な光景。 バーチャルYoutuber
まばたき禁止令で動かぬVtuberと石化しはじめた視聴者たち。

仮想空間を賑わすVtuber界が、突如発生した「まばたき禁止令」と、それに端を発する未曾有の混乱に揺れている。最大級のストリーミングプラットフォーム「ヴァーチャリウム」にて、人気キャラクターから新人まで全Vtuber174,887名が一斉にまばたきを止めたまま配信を続行。視聴者の間には続々と石化症状が報告され、関係者と医療業界は“非現実的な危機”への対応に追われている。

この異常事態の幕開けは、バーチャルYoutuber『ハトネ・ツバサ』(声優:北国タピコ)による25時間耐久ノンストップ配信で始まった。途中で突然、“まばたきしたら配信終了”との謎ルールが自動的に流れ出し、その瞬間からVtuberたちのまぶたは不自然に固まった。事前告知や意図的な演出は一切無く、AIモデレーターすら「事態を把握できない」とのコメントを残している。

配信画面には無言で微動だにせず瞬きもしないVtuberの姿が延々と映し出され、一部の熱狂的ファンは「これが新時代のリアリズムだ」と喝采。しかし一方で、まばたきの欠如を見続けるうちに画面越しにも関わらず石のように固まってしまった視聴者が続出。「配信5分で両肩が花崗岩に変質した」「推しの目の乾き具合で自宅の湿度が下がった」など、SNSでは想像を絶する体験談がシェアされている。

ヴァーチャリウム広報部の江田島カレン氏は会見で、「原因不明だが、おそらく“深層ディープフェイクまばたき検出アルゴリズム”が暴走した可能性がある」と説明。異常検知AIも“まばたきカウントゼロ”を「祝祭」と判定し、警報発動には至らなかったという。キャラクターデザイン業界は緊急会議を招集し、「目の乾きすぎ予防にキャラクターを魚類に変更する」方針を協議中だ。

専門家の間でも見解は割れている。仮想医療研究所の口羽ナツオ博士は「視聴者が石化するのは論理的だ。バーチャルな瞳の乾きは現実世界に即座に転送される」と冷静に説明。一方、謎の現象を受けゲーム実況者たちは逆に“激しいまばたき大会”を始め、勝者にはバーチャル涙腺スプレー1年分が贈呈される事態となった。

現在、Vtuber本人たちのまぶたに柔軟性は戻っていないものの、一部視聴者は「このまま石像になりきり推しを永遠に眺めたい」と新たな推し活の境地に到達している模様だ。まばたき復活がいつ、どのような形で実現するかは未だ予断を許さない。

コメント

  1. 石化って…物理法則ガン無視すぎでしょ。ていうか、まばたき禁止令って誰が出してるの?管理体制どうなってるんだろ。

  2. ワイも配信見てたら耳たぶだけ蝋細工になったんやが!?この現象にダイソーの湿度計が関与してる説…出ます!

  3. 推しがまばたきしないなら、俺もまばたきしない!→無事部屋ごと石化!今日もノリと勢いだけで生きてますwww

  4. ふむ、これが令和の『メドゥーサ現象』か。VTuber文化、またひとつ高みへ…じわっと納得しちゃうから困る。

  5. みんな魚類にするなら、次は配信でエラ呼吸大会だな。ついでに冷蔵庫も石にしてくれ。サバ缶守れるぞ。