Z世代クリエイター、バーチャル牛フェスで自撮りだけする謎トレンド急増

複数の若者がバーチャル会議で牛の顔フィルターをつけ、自撮りをしているカラフルで混沌とした様子の写真。 Z世代カルチャー
バーチャル空間で牛になりきって自撮りを楽しむZ世代クリエイターたち。

全国のSNSを騒がせているZ世代発の奇妙なカルチャーイベント『バーチャル牛フェス』。かつては畜産の振興を目的として始まったこのフェスが、2025年、突如“自撮り専用フェス”として爆発的な人気を集めている。今や全国25万人超のZ世代クリエイターが、会場に牛一頭もいないにもかかわらず、バーチャル空間で“牛になったつもり自撮り”を投稿し合っている。

フェス主催者の仮想酪農家・沼袋ミルク(28)は、「昨年までは普通に牛の3Dモデルを展示していましたが、今年の春、リモートワーク中のクリエイター達が“牛の気持ちをリモートで味わいたい”と自主的に集合し、誰も彼も自分の顔に牛フィルターをつけてSnap! Snap!し始めたんです」と語る。会場時間が始まるや否や、画面は草を食む牛に扮した自撮り画像で溢れ、「MooMooしてる?」が新たなSNS挨拶となっている。

SNS上では、牛自撮りを極める“バーチャルモーモーリスト”達による謎の競争も勃発。ある高校生クリエイターの古洞モエ(17)は、牛の反芻動作を完全再現した自撮り動画を投稿し、わずか3時間で12万いいねを獲得。“AI牛チーズ” そっくりの髪型に変身する者、牛舌パックを顔面全体に貼る者、果ては“モッツァレラになるリモート会議”と称してパソコンの前でじっと白く固まる者など、派生モーモーカルチャーは止まらない。

この現象に頭を悩ませるのが、文化社会学者の片山巨大(44)だ。「自撮りが自己表現を越え、もはや乳製品への変態的な献身へと昇華している。だがミルクボイスで会話するだけで異様な一体感が生まれ、Z世代独特の“共通モーモー体験”が爆誕。現場に牛が一体も現れなかったのは極めて合理的」と語気を強める。

今後、牛フェスでは“非接触の牛乳搾りリモート選手権”や、“AI生成の牛サイファーコンテスト”の開催も検討されている。『#バーチャル牛フェス』は現実に牛がいないからこそ、バグった共感が作れたとSNSでは話題だ。“次はヤギでやろう”との声も上がる中、Z世代の自撮り文化は次に何へと化けるのか——予測不能なまま、今日もどこかでモーモーが鳴り響いている。

コメント

  1. いや、牛いないフェスで牛になる意味…誰か3D乳製品で頭冷やしてくれw

  2. モーモーの果てにたどり着いた真理…つまり私もチーズになれる!?次元の扉が開いた…

  3. これはAI牛たちが人類を自撮り依存に導く壮大な計画だと思ってます。皆さん、草には注意。

  4. 草生えすぎwww俺も今から反芻チャレンジやるしかねぇ #MooMooしてる?

  5. うん…牛いなくてこそ牛フェス、なんか分かる気がする。リアルよりバグった方が祭り感出るよね