宇宙探査の新時代を告げるべく、国際宇宙麺探査団(IUNEX)が、クエーサー由来の謎エネルギーを火星上空でラーメン生成に転用するという前代未聞の実験に成功した。専門家たちを唖然とさせたこの計画には、宇宙船「フジヤマ・ヌードル号」や、半透明なスペースコロニー「ユメミータウン」など、夢物語にしか思えない要素が惜しみなく投入されている。
今回の実験は、数百万光年彼方のクエーサー『うなずき銀河QZ-33』から発せられる高エネルギー粒子を、火星軌道上で巨大な『ラーメン捕集ネット』に集束させることから始まった。誰もが見過ごしそうなこのネットは、実際には宇宙人ボランティア団体『パスタ連帯銀河支部』によって織られていた。IUNEX会長の海苔巻竹志(のりまき たけし)は「クエーサーのエネルギーが火星の乾燥した大気と融合すると、高次元ラーメン物質が生まれることは、私たちの世界ではすでに常識です」と説明するが、物理学者の誰一人として納得していない。
クエーサー・ラーメン生成の発表に人類は沸き立った。X(旧ツイッター)では、火星ラーメン誕生を祝うタグ『#超新星中華』がトレンド入り。宇宙麺評論家の白山るり子(しらやま るりこ、58)は「見た目は無重力だが、味わいは銀河級」「スープの音速成分が地球では再現不可能」と興奮気味にコメントした。一方、惑星協会の火星人顧問ポトフ=ユグドラシル氏(年齢不詳)は「急に麺が降ってきて、火星畑がカップラーメンだらけになってしまった」と火星農民の困惑ぶりを伝えている。
本プロジェクトは宇宙技術の進歩のみならず、多様な意味で波紋を広げている。スペースコロニー『ユメミータウン』では、住民の3割がラーメンスープに浸しながら生活する習慣を始めたとの調査結果も。建築士の星原ジャン(38)は「宇宙エビ団子の浮遊が想定外だったが、結果的に生活がよりまろやかになった」と語る。しかし、宇宙保健機構「ガラパゴ星人会」は、ラーメン由来の重力低下や、箸による人工衛星衝突事故への懸念を声明で表明した。
将来的には、IUNEXは宇宙麺による持続可能な惑星間経済圏の創出を目指しているとのこと。しかし、小惑星帯の宇宙飛行士・岡星アポロ(おかぼし あぽろ、46)は「宇宙ラーメンの伸びる速度、つまり“麺速”が光速を超えた場合、宇宙因果律がバグる可能性がある」と警鐘を鳴らした。すでに銀河法廷では『無許可クエーサー攪拌罪』の制定議論も始まっているが、人類と宇宙人がどこまで麺に踊らされ続けるのか、今後の麺宇宙探査の行方から目が離せない。
コメント
火星ラーメンが落ちてくるって、農民はどうすれば…w クエーサーのパワーでスープ作るとか、物理学者も泣いてそう。
説明書を読んでいくと麺が伸びすぎて時空を超え、気がついたら自分がスープになっていた…そんな夢を見ました。#超新星中華
いやでも、宇宙ラーメンが麺速で光を超えたら、銀河系カップ麺戦争が起きるんじゃね?箸持って出動準備しとくわww
火星畑がカップラーメンだらけ…うん、なんか分かる。地球でも梅雨になるとベランダがカップ麺まみれになるし(ん?)
結局、宇宙の本質は麺。それを証明してくれただけでもIUNEXに感謝してる(なおスープ重力低下には注意)