本日未明、伊予市中心部に突如として巨大なブロッコリーが現れ、住民や環境保護団体、果ては政府機関までが巻き込まれる前代未聞の事態となった。目撃者によれば、ブロッコリーは何やら無線で「持続可能性」や「ゼロウェイスト」について熱心に語っていたという。
事件が発生したのは午前3時14分。身長およそ27メートル、推定重量4,300トンのブロッコリーは、自転車用レーンをなぎ倒しながら駅前ロータリーに着地。「地球のために緑化しに来ました」とメガフォン内蔵の茎部分から宣言し、まばゆい緑色の胞子を放出し始めた。この胞子を吸ったヤマトシジミ（蝶）は翌朝には葉っぱ型に進化し、市民たちは一時騒然となった。
地元環境保護活動家の森川リオナ（38）は、「これぞ生態系のイノベーション」と称賛。SNS上では #進撃のブロッコリー #SDGズッコケ などのハッシュタグがトレンド入り。一方で、巨大野菜による暗がりの歩行者転倒や、強風時に花蕾部が飛ばした小型ブロッコリーによる通行人直撃といった被害報告も相次いでいる。
科学者たちによる初期解析の結果、このブロッコリーは「生分解性プラスチック細胞機構」で自己再生し、余った栄養素は自然エネルギー変換装置を通じて付近の街灯へ還元していることが判明。「食用に適さない脳構造を持つ」という理由から、農水省は『野菜』ではなく『無害型環境系外来種』の暫定指定を検討している。
今回の出来事について、気候変動対策担当大臣の板垣イオリ氏は「協議の余地あり」と発表。「食卓か、都市か」という議論がSNS上で加熱するなか、巨大ブロッコリーは「次は函館方面の廃棄ごぼうの森と連携したい」と独自のSDGsアクション計画を無線で発信し、市民にさらなる波紋を呼んでいる。
コメント
ごめん、政府はどこまで真顔で対応してるんだろう。話し合いで済む規模じゃないって。
ヤマトシジミが葉っぱになるの最高にカオスw 俺の通学路もそろそろ緑化されるかな？ #進撃のブロッコリー
だから言っただろ、野菜たちの反撃は始まってる……地球はもう人間のものじゃない……
ブロッコリーが無線でSDGs語る時代か……どこで人生間違えたんだろ。
あー、やっぱり都市って野菜が必要なんだよね。なんとなく分かる。うちのベランダにも小さいの来てほしい。