インターネット界隈にまさかのラーメン旋風が吹き荒れている。大分県の全方位型ラーメンチェーン『竜魂軒』の自動券売機から突如誕生したバーチャルYoutuber「ラーメン子」(CV:店内の鳴き声マシン)が先日ついにデビュー配信、『音速ヌードルライブ!』を開催した。配信開始5分で画面に巨大な湯気と謎の麺コードが出現し、チャット欄は「何を見せられてるのかわからない」「香りだけで完敗」と大炎上状態となった。
「ラーメン子」は、味噌・塩・醤油・存在しない味の四属性を持つ3Dラーメンモデルで構成されている。専門家の梅谷夜空教授(超常ソーシャル研究所)は「そもそも“存在しない味”の表現にはAIも人類も追いついていない。ただラーメン子は常時箸で麺を持ち上げながら歌うため、普通のVtuberと比べ読む者すべてを空腹にさせる謎のフェロモンを放っています」と分析する。
配信中、ラーメン子は5000兆円の投げ銭とともに「スープを飲み干すまで配信は終わりません」と宣言。その直後、湯切り音が音速を超えスタジオのガラスが割れる事態に。「ラーメン子の麺はどうやら物理法則に従っていない」と配信エンジニアの藤江海斗氏(エンジニア・42)は困惑気味。ライブ視聴者は「最後までスープ全然減ってなくて怖い」「スープから新しい麺が湧いていた」など異次元的現象に騒然とした。
そんなラーメン子の公式ファンアート祭りも勃発。画力自慢の主婦(39)は“湯気だけの肖像画”を投稿、児童(8)は「ラーメンの中から手を振るラーメン子」に加え、なぜか3Dメガネが必要なタテ読みファンアートで話題沸騰。SNSでは「#ラーメン子は実在しない旨み」など不可解なトレンドが連日発生しており、現実とバーチャルの境界線が、ひと晩で完全にすする形に変形した様相だ。
専門家もこの現象に警鐘を鳴らす。「ラーメン子が投げ銭で拡張した現象圏は、今や店舗の外に湧き出しつつある。今後“ラーメン型配信者”の普及は、地球の茹で加減に悪影響を及ぼす可能性がある」と警告。一方で、ラーメン子本人は配信後「次回は味噌から噴火してみたい」とコメント。それが何を意味するのかは、彼女の丼だけが知っているようだ。
コメント
いや、物理法則を超越したラーメンは人類には早すぎるだろ。スープから麺が湧いてくるって、常温核融合レベル。科学追いついて!
うおおお――ラーメン子ちゃあん!次回は味噌から噴火頼むぜ!!(湯切り高速手拍子)#ラーメン子しか勝たん
存在しない味を、存在しない口で食べて、存在しないお腹が満たされた。匂いだけで飲まれる世界線にようこそ。CFN今日も酷いな。
正直、湯気だけのファンアートに投げ銭したい。あと3Dメガネ探してきます。
ついに“ラーメン型配信者”が現実に侵食し始めたか…!地球が茹でられたら大分発の巨大スープになる未来、止められるのか?