耳がブロックチェーン登録された犬、間違えて秋葉原に100匹配送される

秋葉原のメイドカフェの店内で、ARヘッドセットを装着した犬たちの耳だけが光りながら浮かび、驚くメイドや笑う客に囲まれた混沌とした様子。 情報技術
ARヘッドセットを装着したブロックチェーン耳の犬たちが突然秋葉原のメイドカフェに現れた瞬間。

最新のIT混沌が街を覆う。神奈川県のITスタートアップ企業「トリプルパンダ・ラボ」による全自動ペット管理システムが暴走し、100匹の“耳だけブロックチェーン登録犬”が誤って秋葉原のメイドカフェ各店舗に次々と配送された。事態のあまりの非現実さに、周囲は一時騒然となった。

事件の発端は、人工知能によるダイナミック配送システム「AI柴配便」を使った動物飼育DX化だ。同社の主任研究員・黒井ウタロウ(37)は「ペットの耳紋をブロックチェーンに刻んで唯一無二の個体管理を実現しました。しかし、なぜか全犬が“謎の場所(東京・秋葉原)”に自動配送先を書き換えられてしまった」と解説。犬たちはARヘッドセットも装着していたため、通行人には“半透明の犬耳が空中浮遊する”不可思議な光景として認識された。実態は物理犬であり、耳しか公式に存在しないこととなっている。

現地では、メイド(自称AIメイドエンジニア)阿佐田レミ(28)が「突然、100個の犬の耳だけチェーン化された犬が到着しました。彼らは“わたしの存在証明は耳にしかありません”と言い張っていますが、身体もしっかりついてました」とショックを語る。また、犬たちの耳は独自の仮想通貨『みみトークン』の採掘を自動で始めるプログラムも搭載。店内Wi-Fiが一時的に犬耳の演歌をループ再生するように書き換えられてしまい、顧客は混乱と爆笑の渦となった。

SNSでは「犬の耳だけが法的に生きてるってどういうこと?」「もはやAR幻覚社会だ」など不可解ながら前向きなコメントが急増。エンジニアの山田ダイゴロウ(51)は「これを“耳的存在論”と呼ぶべき新たな哲学問題が提示された瞬間」と持論を展開。なお、犬たち本人(本犬?)は「どこにいても耳だけは約束されてるので安心」と、意外にも冷静だった。

AI犬を使った“耳判定システム”はすでに北海道・釧路市の町内会にまで伝播。今後「体の他部位もブロックチェーン化され次第、ジャパン全土で“どこでも耳認証”が起こる見込み」とトリプルパンダ・ラボは強調している。投資家からは「なぜ耳だけ……」という率直な疑問と、「それでもフェアだ」という謎の期待が入り混じっている。混沌の渦中、業界からは更なるナンセンスイノベーションの追い風が吹き始めている。

コメント

  1. なるほど、秋葉原のメイドカフェに犬100匹…しかも耳だけが公式。次は鼻か肉球のブロックチェーン実装を期待します。

  2. 犬の耳が仮想通貨を掘る時代が来たか……我々は何次元目に迷い込んでしまったというのだワン。

  3. やべー!俺も自分の耳にブロックチェーンほしいw耳だけ生きてれば人生安泰説爆誕www

  4. ふむ、身体よりまず耳から情報化する。未来の全身認証社会はこの一歩から、と言われれば違和感…ない、かもしれません。

  5. メイドカフェに急に100匹の耳犬が来たら、推しに囲まれて昇天しちゃうじゃん!?演歌ミーム神現象キタwww