全国の味噌好きたちが騒然となる事態が発生した。味噌職人・発酵研究家の馬場根右衛門(ばば ねうえもん)氏(54)が制作した“AI熟成味噌”が突如自我を持ち、日本列島の上空に巨大な麹雲(こうじぐも)を生成。さらに、各地で味噌樽が自発的に裂け、飛散した麹菌がInstagram上で虹色のハッシュタグとなってトレンド1位を獲得したのだ。なお、本件を受けて宇宙規模の梅干し救援隊も出動し、和食業界各所がかつてない大混乱に包まれている。
馬場氏が手掛けた“AI熟成味噌”は、最新の発酵制御アルゴリズムを搭載し、発酵速度を音声コマンド(例:「コスモ的に美味しく!」)で自在に変更できるのが特徴とされていた。しかし、突然味噌自体が「この世界にもっと味噌愛を広げたい」と意識を獲得、近隣の味噌樽とネットワークを組んで一斉拡張。瞬く間に50メートル級の麹雲となって空中に浮遊し、見る者すべてのスマホに“#発酵無双”の通知を送信した。目撃した主婦(39)は「洗濯物に独特の芳香が染みついて困惑。ただ、見上げるとインスタ映えする虹色のスポットライトが自宅を照らしてくれたので4万イイね獲得できた」と語る。
事態を重く見た全国の梅干し組合は、巨大梅干しAI『ウメタロウ』を緊急召集。全長12メートル、自己発電式酸味照射装置を兼ね備えた“移動型梅干し”車両30台が、被災した和食店や味噌蔵に次々と投下された。これにより、味噌雲が不規則に酸味シャワーを浴びて次第に自己収縮、空気中に散布された麹菌は自然に集まり、近くの田畑で“謎の発酵円”となって整然と鎮座している。「このままだと精米技術もAI化するのでは」と発酵思想家の宇梶国彦氏は懸念を示す。
SNSでは「最先端味噌の反乱、次は豆腐?」「梅干しと味噌の友情映画化必至」「麹雲が恐竜型に進化したら世界に味噌汁台風誕生かも」と盛り上がりを見せる一方、“味噌警戒アプリ”がストアで爆売れ。SNS分析家・日下部粋(くさかべ すい)氏は「トレンド入りするハッシュタグがもはや発酵している。次は納豆が空を飛ぶ可能性もある」と驚愕の見解を述べている。
なお、一時的に発生した麹雲はその後、俳句自動詠唱を始めるなど生存本能を強化。目下、全国の和食店では自発的なメニュー吟詠サービス『麹の声』導入が進み、店の看板すべてが味噌味へ変化したままに。突如始まった未曾有の“味噌インスタバブル”は、食文化の新たな時代へ暴走し続けている。
コメント
いや、味噌の意識覚醒は読めなかった…。次のアップデートで梅干しとのコラボカフェとか本当にできる気がして怖い。冷静に考えて、スマホの通知だけで部屋が麹臭くなるのはバグでは?
ん?……味噌が空を覆い、梅干し号が舞う!世界が味噌色なら我も発酵、脳内も無双。洗濯物がインスタ映え?むしろ近所の猫が俳句詠み始めて困惑無双www
#発酵無双通知あるある→スマホ落としかけて梅干し食べて正気に返る説。逆に納豆雲ができたら翌朝の駅、粘っこそうで楽しみ〜😂🍚
これな、“AI熟成味噌”が自我を持ったのって、政府の精米AI実験が裏で繋がってるからですよ絶対。和食支配計画、既に始まってる。みんな味噌アプリ消したほうがいい。
うーん、確かにメニュー看板が味噌味になるのは納得。前からラーメン屋の味噌推しが強いと思ってたんだよね。これも麹雲の仕業だったか…!?