突如消えた跳馬に選手困惑──天空体操団、目に見えない道具で大会制覇

体操競技会場で、宙に跳ぶ選手が目に見えない跳馬を跳び越える様子と、驚愕する審判や混乱する観客が写っている。 体操
消えた跳馬の上を跳ぶ“エア跳馬”に挑戦した選手の瞬間。

【体操界激震】昨夜、全国体操グランプリ大会にて、驚愕の事態が発生した。天空体操団チームAの跳馬が競技直前に忽然と消失。審判団が騒然となる中、同チームは「道具がなくても心の跳馬がある」と強硬に主張し、無形の跳馬にダイブを決行した。会場が騒然とするなか、前代未聞の『エア跳馬』で史上最高得点を叩き出した選手の姿がSNSで拡散されている。

天空体操団チームAの主将、宇留木瓢太(うるき・ひょうた、24)は、「僕にとって跳馬は意思表示。何もない場所で全力ジャンプすることで、平行宇宙の自分にエールを送れるのです」と語り、観客からは『何言ってるか全くわからないし、すごい』との歓声が上がった。目撃した審判団の菅神雷右衛門(かんがみ・らいえもん、51)は「確かに跳んだ。何もないのに跳んだ。新しい時代が来た気がする」と語る一方、「跳馬が無い場合の得点配分表は規定になく、公式ルールが一時的に消滅した」と混乱を隠せなかった。

チームAの副将、玲御坂朱音(れいみさか・あかね、22)は今回の跳躍について「ポニョポニョしたものを感じた」「踏切板も見当たらなかったが体が勝手に回転した」と証言。跳馬の消失に気付いた瞬間、どこからともなく謎の馬の鳴き声が響き、審判の点数ボタンが全て強制的に『満点+α』に切り替わる不可解な現象も観測された。

大会後、同チームは跳馬の代わりに巨大なティッシュ箱、ゴム長靴、見えないドラゴンなど様々な空想道具での跳躍を披露。観客席では『跳馬が戻った』『今3頭くらい見える』と謎の幻覚騒動が巻き起こり、会場全体が爆笑と混乱に包まれた。なお、天空体操団チームBは跳馬の跡地にニンジンを立てて跳躍を試みたが、選手全員がダッシュ途中で包帯姿のウサギに追突されるハプニングもあった。

専門家の赤松緑郎(あかまつ・ろくろう、67、架空道具研究家)は「跳馬が消えた原因は集団的無意識の過剰発動による次元転移現象の可能性が高い」と主張。「基本動作そのものが次第に虚無化している。来年からは空想体操になるだろう」と大胆な予測を立てた。SNSでは『跳馬ロス』『幻覚で筋肉痛』などのワードが一時トレンド入りし、体操界に新たな伝説が誕生した。

コメント

  1. なんで跳馬消えてるのに満点なんだよww公式ルール一時消滅ってバグってんのか?来年から全部エア競技でよくね?

  2. 跳馬は存在した、いや、我々の心にずっといたのだ……。見えない跳馬と見えないドラゴンの高次元決戦、私の第三の目にだけ見えました。宇留木選手、宇宙からの指令お疲れ様です👁️

  3. エア跳馬で筋肉痛ってどこ鍛えられてるん?観客も幻覚見えてるし、これは独自のオリンピック競技爆誕案件(笑)

  4. こうやってスポーツの本質がどんどん抽象化されていく流れ、なぜか納得してしまう自分がいる。来年の空想体操、ちょっと期待しておく。

  5. ウサギと跳馬とニンジンが出てきた時点でもうここ現実じゃない。包帯ウサギにぶつかるって概念がグラビティ超越してて笑った。次の大会では消しゴムで跳んでみてほしい。