政府主導のデジタル通貨プロジェクトが思わぬ波紋を広げている。金融庁の承認を受けて流通した「膨らむデジタル円」が、予想外の暴走を始め、その自己増殖力とパーティーモード機能で、国家予算と労働市場に奇怪な影響をもたらしている。
「予算修正どころではありません。気がつくと国庫がパンパンです」――財務省の電子マネーチームリーダー、七星コータ(41)は深刻な表情を浮かべる。しかし、語っている最中も彼の手元でデジタル円の残高がポンポンと祝砲音を鳴らして増えていく。それもそのはず、膨らむデジタル円は自律的経済繁殖機能を備え、未使用状態で放置しておくと、各ウォレット内で勝手に倍増し始めるのだ。しかも、一定量に達すると『祭りだ!』という電子音が鳴り、パーティーモードに強制移行。システム上、パーティーの開始直後のみ消費できる新しい職種「パーティー雇用」が必須となった。
この現象に目をつけたのが全国パーティー労働組合協会(NPTU)会長の唸木ピラフ(57)。同氏は「このタイミングで盛り上がれるのは非正規雇用の進化系。出席してDJをやるだけで給与がデジタル円ごと膨らむ。仕事中に餅投げや二段階抽選くじタイムもこなさなければならない」と語る。SNSには『今日も職場で紙吹雪!庶民なのに人生パーティー』と浮かれる声が溢れ、一部の企業は「忘年会担当係」として社員の70%をパーティー雇用に切り替えたとも。
一方、経済評論家の枕木ソーダ(46)は「貨幣の自己増殖はインフレより祭りを呼ぶ。貨幣価値は上下より左右にスライドしており、投資家の一部は『通貨フラフープ』として資産を回し始めた」と分析。だが、通貨カーニバルによる国家予算の膨張に歯止めはなく、政府会見では「本年度予算案はパーティー明けまで公表を延期する」との声明が発表された。
一部自治体では、深夜まで祭りが終わらないまま翌年に突入する“無限年度越え”も確認されている。銀行員の野々宮レベッカ(38)は仕事の大半が「派手なクラッカー係」になり困惑気味。「窓口で預金確認しようとすると、どこからともなくバルーンガールが現れ、踊りだす始末です」
現在、政府はデジタル円をクールダウンさせるため、通貨を紙幣型アイスキャンディーに交換するBOTを開発中。だが、パーティー雇用労働者たちはますます熱狂し「次は宇宙納税フェスを狙う」と意気込んでいる。
コメント
いや、国家予算がパーティー明けまで延期って冷静に考えてやばくない?誰もツッコまないの草。経済がバグってるのに全員ノリノリなの意味不明。
オレも今日からバルーンガール雇うしかないってこと!?紙吹雪まみれで銀行口座チェックしたいぜーー!!!それより餅投げ現場どこ!?www
予算が膨らむのは陰謀。電子通貨の正体は古代祭祀の転生体だった説を推します。皆さん、通貨に呪文を唱える準備はOKですか?
なんかわかんないけど今すごい納得してる自分がいる…貨幣価値が左右に動く時代、思えば昔から人生も上下じゃなく左右だった気がしてきた。
この記事読んだら通帳の残高見る勇気なくなったwww 明日から会社の仕事がクラッカー爆破だけになってたらどうしようw