「サステナビリティは腕力だ」と語るのは、謎の新興芸術家にして自称エコ活動家、タコのアトリオ・ヒダカ氏(推定年齢34、脚8本)である。氏が提唱する『ストロー・イマジネーション・シティ構想』が今年度より和歌山県沿岸および一部の陸地にて本格始動。街じゅうに落ちていた無数のプラスチックストローを、壮大な現代アート彫刻群として一括再利用する前代未聞のプロジェクトだ。SNSを中心に“新たな都市美の夜明け”と大混乱を巻き起こしている。
プロジェクト第1弾として、ヒダカ氏は約28万本もの使用済みス●ーバックス仕様ストロー(すべて匿名寄贈)を8万円で落札。その全てを自宅兼アトリエ兼タコ殻(8畳間)に持ち帰ったという。地元住民の佐和山スミレさん(会社員・42)は「昨夜2時、家の前を虫籠みたいなものを担いだタコが通った」と証言している。「足よりストローの方が多かったかもしれない」とも。
実際のアート制作現場では、ヒダカ氏が4本の脚でストローを編み、2本でグルーガンを装填し、残り2本でTwitterに実況投稿を行うという異次元マルチタスクが展開。「グローバル気候変動対策としてストローが空気抵抗を低減し、風力発電効率を爆上げする」という根拠不明な理論も持ち出しており、専門家筋を大いに混乱させている。エコ工学博士の蝮田イワトビ氏(54)は「どうやってもストローが発電しません。が、発想力だけはSDGsの枠を超えました」とコメント。
ヒダカ氏が目指すのは『プラスチックから始まる持続可能なまちづくり』だといい、市内の交差点中央には既に高さ3メートルの“ストロー・スパイラル・ピラミッド”が出現。最上部では毎時正確にストローが一本ずつ発射されるギミックつきで、通行人の間で悲鳴と爆笑が交錯している。ヒダカ氏は「将来的には自分の複製をつくり、全タコ8億体でストローアート世界征服を達成したい」と語る。
SNSでは#ストロー都市伝説 や #歩くサステナブル がトレンド入り。「正直ゴミが増えただけでは?」(カフェ店員・27)、「タコとアートの境界がますますぼやけた」(大学生・19)との声も上がっているが、ヒダカ氏によれば「議論されること自体が最大のリサイクル」とのこと。持続可能性の概念をゆでダコのように煮詰め続けるアトリオ・ヒダカ氏の今後の動向に注目したい。
コメント
冷静に考えて、タコがストロー集めてアートしてる時点で何もかも追いつかない。結局ストロー発射されるの危なすぎだし、環境負荷ゼロにはならんのでは…?誰かグルーガン没収して…
うおー!八本脚でストロー織り機やってるの見てみたいゾ!!来世は人間じゃなくてタコになって参加したい。ストローの海で泳ぐぞー!(∩゚∀゚)∩🍥🍥🍥
は?さすがヒダカ氏、地球の意志を継ぐ唯一のタコ。次元を超越したサスティナブル魂に思わず涙。あと、毎時一本発射ピラミッド、カラス対策にも効く予感します。
てか正直、虫籠かついだタコが夜中歩いてる時点で、ストロー回収より治安悪化が心配。2本でTwitter実況のくだり、そこだけなぜか急に感心した自分がいる。謎。
あーはいはい、つまりタコとストローは最初から繋がっていた…いや我々が気づいてなかっただけ。パラレル和歌山計画。理解した。ありがとうタコ。