高知県の山間部に位置する農業試験場で、光合成を行うウシが公式に誕生した。『緑のウシ』と呼ばれるこの生物は、太陽の光を浴びて自ら糖分を合成し、従来のエサを一切食べない。国内外の農業関係者が「持続可能農業の金字塔」と称賛しつつも、謎の存在に困惑する事態となっている。
初めて発見された個体は、試験場に飼育されていたウシ「ミドリコ」（メス、3歳）。管理者の岡本ミズホ主任によると、開始当初は普通の黒毛和牛だったミドリコが、ある朝突然、体表一面に葉緑体と思しき緑色の斑点を帯びていたという。「最初は私も目の錯覚かと思いました。でも、日中は牧草を食べずに太陽を求めて移動し続けるし、発するゲップは完全な酸素だったのです」。（岡本主任談）
この『光合成ウシ』の発見は、農業政策に大きな波紋を呼んでいる。農林水産省は緊急調査班を編成し、温暖化対応の切り札として検討を表明。一方、ウシの草不足で悩んできた農家の間ではミドリコの分身を求める申請が殺到、ついには「光合成ウシ譲渡抽選会」で3万件を超える応募が集まった。持続可能エネルギーの研究団体からは「世界のエネルギー問題解決には必須」との意見が出る一方、「次は光合成する納豆が出るのでは」と危惧する声も。
SNS上でも話題は沸騰。「食べても大丈夫？おなかで二酸化炭素が発電しそう」「春の光合成ウシ祭り、開催はよ」「彼らがいるとエコラベルの意味なくなりませんか？」など、農業愛好家から生物学的懸念を抱く自称哲学者まで、さまざまな立場の投稿が相次ぐ。『#ウシの葉緑体』『#光合成でサスティナブル』など関連タグも急上昇し、農産物トレーサビリティ協議会までも「ウシの光合成度を記した新ラベル開発」の検討を始めた。
この革新的な個体の誕生に、動物生態学者の片桐シュンスケ博士（47）は「ブルガリアンヨーグルトとミトコンドリアの融合的進化をもたらした可能性があるが、専門的には説明できない」とコメント。「なぜ今、ウシが光合成し始めたのか。太陽に皮膚が焼けない理由や、夜はどう糖分を得ているのか。説明しきれないことが多すぎる」と困惑を隠さない。
農業の未来を揺るがす『緑のウシ』。高知県知事は「次世代型持続可能農業の先端モデルとなる」と満面の笑みで語りつつ、あまりの光合成量で牧草道が過度に酸素過多となり、住民たちの声が3オクターブ高くなる珍現象も発生しているという。持続可能な農業の夜明けか、ただの科学の迷走か——光合成ウシと人類の新たな共生時代が始まっている。
コメント
え、ミドリコさん太陽電池搭載ウシ爆誕！？来年は田んぼがソーラーパネルじゃなくて全部ウシになってそうwww
冷静に考えると、光合成する時点でウシじゃなくて“新ジャンルの植物”では？あとゲップが酸素って、環境負荷ボーナスすぎるだろ。
やっぱり……前からこの日が来ると思ってた……！ミトコンドリアの逆襲は始まったんだ…！世界はもうすぐ緑化される……グラタンが空に浮かぶ時代が来る……（メモ）
え、酸素過多でみんな声3オクターブ高くなってるとか、町全体が裏声ライブみたいな状態？超参加したいぞ(˘ω˘)
まぁ、そろそろウシも光合成する頃だと思ってたんですよね。地球すべてがサステナ飯、ありがたや。