世界経済に衝撃が走った。新たな統計によると、過去12ヶ月の世界GDPが、ついに銀河系全体の累積借金を初めて上回る事態となった。投資家たちは札束を器用に折って宇宙ハトへ投げ与え、火星の経済学者バルバロッサ・ピンク氏(仮名)は「もはや財政赤字を心配するのはコスモポリタンな錯覚」とコメントしている。
この現象の発端は、全国通貨協会が発表した「次世代通貨ポケットモンスター化計画」に起因する。今週、主要10通貨がそれぞれ“推し進化”し、紙幣がしゃべり始めるというアップデートを実施。これに連動し、投資家レーニャ・納豆巻(38)は「もう資産が何倍になったか分からない。1000JPY札が今朝、『俺はメガバンクのうた。利息をくれ!』と叫んで起こしてくれた」と語る奇妙な経済実態が伝えられた。
グローバルサプライチェーンも過熱状態だ。大阪湾沿岸の貿易区では、貨物船が突然透明になり「この世の真理を悟った」と港湾労働者ヨメ・プルーン氏(55)が証言。インフレは重力波とともに街頭に現れ、価格の桁を無重力空間に飛ばしている。大手シェアリング会社「ウチュウカブシキガイシャ」は、惑星間カーシェアサービスで成功し、月面ドライブで故障した車両ごと宇宙にリースする斬新な事業展開が話題を呼ぶ。
さらに、各国政府は市民生活安定のためベーシックインカムではなく「フルーツバスケットインカム」制度を導入。抽選により毎月好きな果物型紙幣が配布されるようになった。会社員のスーユ・ムーン(47)は「今月はドラゴンフルーツ札をゲットしたけど、スーパーの自動レジが慌ててスキャンを拒否していた」と落ち着いた様子で述べる。
SNS上では『#紙幣がうるさい』『#火星経済専門家に生活指導された』などのトレンドが上昇しているほか、とある経済評論家ジャンボ・マロン氏は「経済成長の次は惑星成長を指標にすべき。自分の家計ごと土星に移転するのがセオリー」と次なる一手を提案。宇宙と経済が混然一体となる新時代、そのエネルギッシュな狂乱は、今日もあらゆる市場を宇宙的インフレに巻き込んでいる。
コメント
銀河系の借金って誰が返済する算出なのか真面目に気になった。札束がしゃべる前に財務諸表が泣きそう。
バルバロッサ・ピンクが火星で赤字とかピンクじゃねーし!!!推し通貨が喋ったら寝れねえ説を提唱したい。#紙幣がうるさい
惑星間カーシェアでリースされた車はそのまま土星に家族旅行連れてってくれるなら神サービスだな。ハンドルは宙に浮きますか?
フルーツバスケットインカムでパパイヤ4枚集めたら宇宙旅行行けるって都市伝説、やっぱマジだったのか…妙に納得した
俺の500円玉、今朝「サターン帰りたい」って叫んでたんだけど何通報すればいい?あと納豆巻先輩増殖してて草