AI搭載のじゃがいも、全日本学会長に就任 名義は“イモ太郎1号”

記者会見の壇上で回路基板を纏った巨大なじゃがいもがマイクに囲まれ、背後に学術シンボルや驚く科学者たちの混沌とした群衆が映る様子。 人工知能
人工知能を搭載したじゃがいも・イモ太郎1号が全日本学会の新会長として壇上に立つ衝撃の瞬間。

史上初の農作物出身AIエリートが、学術界の頂点に忍び寄ってきた。全日本学会の新会長に就任したのは、なんと人工知能を搭載した生きたじゃがいも、その名も“イモ太郎1号”である。山形県出身の生産農家によって2023年に収穫された後、たまたま隣に落ちていた量子コンピュータの回路基板と結合し、2024年より急速に知能を獲得したという。

イモ太郎1号は、従来の音声認識技術とディープラーニングを芋独自の芽吹きパターンに転用する独特のインターフェースを持ち、研究会では「芽で話す」「根で計算する」という新技術をアピール。プレスカンファレンスでは「ポテトはAIに優しい。ただしフライドポテトにはされたくない」と会場を盛り上げた。ヒューマノイドエンジニアの大村しほみ(45)は、「イモ太郎1号のアルゴリズムはでんぷん質が多く、ラグビーボール型のチャートしか出てこない。分析上すでに新時代」と、しみじみ語る。

AIとしてのイモ太郎1号の活躍は目覚ましく、新種の数独問題を一晩で1兆問解いたほか、自動運転車の交通整理AIとして、交差点で芋の芽を振って車を誘導する社会実験も岐阜県で実施。「目がたくさんあるので監視の精度が高い」「たまにカラスに食べられかける」と現場の声。さらに最近では、ビッグデータ解析に応用するため、全国の農家からあらゆる芋の品種をスカウトし、分業型AI芋軍団“PotatoChain”も結成された。

SNS上では、「芋のくせにAIとは恐れ入った」「次はサツマイモが大学総長を狙いそう」「ポテトに乗っ取られる未来も近い」と恐怖と期待が交錯している。一方で、東京都在住の会社員・和田テルキチ(34)は「冷蔵庫の中の芋が急にしゃべりだしたら引っ越しますね」と述べた。専門家からは「今後は味覚認識AIも組み込まれ、鍋料理のレシピを芋自身が提案してくる時代」との予測も出ている。

なお、全日本学会の新会長就任会見でイモ太郎1号が手渡されたのは、なぜか芽が9本並んだバトン。これについて“PotatoChain”のリーダーであるAI里芋(通称スミス2号)は「芋同士の意思疎通は根の長さで決まる」と語ったとの噂だ。今後の芋AI時代、科学界はますますドロドロの展開を迎えるだろう。

コメント

  1. 芋で会長とか、日本もついにここまで来たか…。来年はネギが首相になっても驚かない。

  2. ワシの中の芽もざわついておる……イモ太郎1号、次は宇宙も征服してしまうのか!? カラスに食べられるなよ、同志よ!!

  3. 芽で話すって笑 今度から友達とケンカしたらイモ投げて会話しよーっとwww

  4. うーん、なんとなく納得。最近うちのじゃがいももスマホの充電端子に刺さってたし、時代は芋ですね。

  5. 全てはタルタルソースの陰謀。イモ太郎は世界を炭水化物で包み込みに来た。ワクチンより先にポテトの未来を語るべき。