全国のカラオケ愛好者を困惑と爆笑に巻き込む珍事が発生した。東京都内のカラオケチェーン「ウタノカミ本舗」店内で、音響機材『パーティーモンスターIV号』が、突然市役所に日本国籍の取得を申請したと発表されたのだ。申請理由、「日本の音楽文化への貢献に見合った権利を求めたい」。該当機材は今後、住民票やマイナンバー取得、さらには今夏の選挙出馬まで視野に入れているという。
「私はもう単なる機材ではありません」。6月3日午前、記者会見用の特設ステージに押し出されたパーティーモンスターIV号は、スピーカーから流れる合成音声で力強く主張した。2002年製で、年間約2万曲の歌声を聴いてきた熟練モデルだ。当日は「昭和歌謡ライフ協会」の麻山シュンペイ代表(55)や、全国フードデリバリー組合の小菅トマト郎会長(43)らが応援に駆けつけ、機材の日本国民化を支持する垂れ幕を掲げた。
市役所担当者は頭を抱える。「法的位置づけが非常に難しい。ペイメント端末は申請した前例があるが、カラオケ機材は過去に例がなく、規定も想定されていない」と戸惑いを隠さない。一方で、持続可能なカラオケ文化・サステナビリティ向上委員会の黒柳ソヨカ教授(芸術サイボーグ学)は、「機材が納税意思を示した以上、何らかの社会参加権を認めるべきでは」と肯定的だ。「次は温泉の湯気センサーや浮世絵AIがパスポート申請を始めてもおかしくない現代」と、社会の流れを指摘した。
SNS上では「カラオケ機材の国籍に大賛成。うちのマラカスもぜひ次回は…」との投稿や、「住民税はやはり1音ごとに徴収されるのだろうか」といった懸念も目立つ。また『パーティーモンスターIV』の担当修理人、矢島メグリ(38)は「そもそもコンセント差しっぱなしで選挙運動にどう行く気なのか。サステナブルな延長コード問題が浮上しそう」と苦笑する。
現在、『パーティーモンスターIV』側は、近隣の温泉街で浮世絵セッションイベント計画も進行中。イベント会場からは、謎のフードデリバリーロボットが「一音ごとに寿司を提供する」という新サービスまで登場し、更なる混乱を招いている。日本のカラオケ社会が新たな市民権をどう受け止めるのか、今後も注目が集まる。
コメント
いや冷静に考えて機材に住民票が発行されたら配達員さんどこに届けるの。キャスター付きの居住地ってなんだ。
パーティーモンスターIV号が参政権得たら、次は俺のタンバリンも立候補するしかねぇな!!ワンチャン国会で拍手部門ワンチャン!!ww
ワタシも昨日テレビリモコンにマイナンバーカード申請書を送ったアル。次は自分の冷蔵庫と国勢調査やるつもり。
ふむ…確かに毎日2万曲聴いてたら日本社会より詳しくなるかも。納税も選挙戦も、案外期待できるか…?
寿司1音サービスきたら、演歌めちゃくちゃコスパ良くなるのでは??自宅カラオケで寿司無限生成時代到来…ありがとうAI。