長野県中部に位置するウェルビーイング特区「穏楽都(おんらくと)」が、体長3メートルの巨大モルモット「カラリオ」によって丸一日占拠された。住民たちはなぜかパニックに陥ることなく、逆に謎の丸太転がし体操に覚醒。地域の二酸化炭素濃度も謎の低下を記録し、専門家も「理解不能」と頭を抱える事態となった。
事件は午前9時2分、穏楽都駅前ウェルビーイング広場で発生。巨大モルモット「カラリオ」が突如現れ、商店街のウィンドチャイム12000個を一斉に鳴らし始めた。現場に居合わせた会社員(44)・矢原シュン氏によれば、「ものすごい歯ぎしり音とともに、カラリオは出口の無い空間を丸太でぐるぐる転がしていた」という。町内放送では「落ち着いてください。必要な方には丸太を配布しています」と流され、住民が次々と体操に参加。なぜか全員が未体験の筋肉痛を自慢し始めた。
事件の発生直後から、SNSでは「#カラリオ、やる気しかない」「モルモ体操最高」「小学校の校歌が知らないうちにラップ調」といった声が殺到。中でも主婦(36)・円谷ミトさんは「普通にカラリオと目が合いました。謎の安心感で子どもが昼寝しだした」と証言。さらに穏楽都市民の自発的な健康行動が巻き起こり、町内のゴミ拾い回数が3倍、まわし蹴り回数は1時間で37回に達した。
専門家によれば、「そもそも3メートルのモルモットは理論上存在しえないが、穏楽都のウェルビーイング指数は事件後に237%上昇した」と不可解な結果。謎生物権威・朽木サラ博士(56)は「丸太転がし体操が自律神経と地球磁場に影響する『笑気パラダイム・ウェルネス』かもしれない。だがモルモット側の意図は不明」とコメントしている。
その後、カラリオは住民の草笛合奏に導かれ、南側「和やかなる竹林」へと静かに去った。替わりに謎の巻物(中身は各自の“心の俳句”)が全戸のポストに届くという奇跡も発生。穏楽都自治会会長の河野イツキ氏(78)は「カラリオは私たちのインナーモルモット。来年は“みんなで丸太転がしフェス”を国際イベント化する」と宣言した。穏楽都では、今もなお脈打つ丸太の音が住民の心の平穏とレジリエンスを深めている。
コメント
いや、住民が一斉に丸太転がし体操して覚醒とは…長野のウェルビーイング、想像の50倍ハードル高い。次は何フェス始まるの?
カラリオ…私の夢に何度も出てきた謎のモルモット…ここだったのか…。丸太を回せば世界は平和…っ!!(号泣)
こんな町内放送あるかーい!『必要な方には丸太を配布しています』って斬新すぎるやろ。俺も筋肉痛自慢してえわ。
なるほど、二酸化炭素が減ったのは丸太転がしの遠心力で大気が撹拌されたからですね。カラリオ、理にかなってる。
ついに日本にも3メートル級モルモット来ちゃったか…次は徳島あたりにパンダカメレオンが来そうだな…(期待)