東京マラソンを逆走したランナーに“表裏一体”完走メダル、謎の逆転現象相次ぐ

巨大で重そうなメダルを首にかけたランナーたちが混乱した雰囲気のゴール付近で歓喜している様子。 マラソン
“表裏一体”の重いメダルを手にする逆走ランナーたちの異様なフィニッシュ風景。

フルマラソン界に衝撃が走った――第53回東京マラソンで、コースを逆走してフィニッシュしたランナー52名に、なぜか通常の2倍重い“表裏一体”完走メダルが授与される事態が発生した。イベント主催者は「バグではない」とコメントしており、スポーツ界隈全体が困惑と笑いに包まれている。

スタートの号砲と同時に、吉沢シンジ(会社員・34)は、なぜかゴールと逆方向へ駆け出した。これに共鳴したランナーが続々と逆走、最終的に52名が15万人の観衆を無視して165のエイドステーションを驚かせる形で疾走した。制限時間ギリギリで『本来のスタート地点』にたどり着いた一団は、気づけば全員のランニングアプリが「ハーフマラソン成績」として記録されていることに首をかしげた。

思わぬ逆走現象に、コース途中の給水スタッフ・青木トモコ(21)は「途中で空きカップの山に逆から突っ込まれ、10分間シューズタグを見つめられ続けた。人生初の体験」と語る。周囲のランナーも混乱に包まれ、とっさに自身も逆走を始め出した三原アツシ(歯科医・47)は「逆走が本当の進化かもしれない」と小声でコメントした。

マラソン主催者によると、逆走ランナーの完走メダルは素材が謎の鉛合金で作られ、通常品の2倍以上の重さとなっているが、正規メダルの裏表がどちらも表デザインという“表裏一体仕様”。そのため、受け取った松下リオ(フリーター・29)は「これが新時代か。重すぎて首がゆがむ」と感極まっていた。

専門家の森下教授(走法物理学)は「おそらくマラソン界の物理法則が一部反転しただけ」と冷静に分析するも、SNS上では『次回は逆立ち逆走部門を創設してほしい』『逆走したのに完走メダル…実際何が正解なの?』といった謎の高揚感が広がっている。なお、主催者は突然“逆走プランナー”なる新職を募集開始。すでに3人の応募があったという。

コメント

  1. マラソンの物理法則が反転ってどういう世界線ですか?表裏一体メダルが鉛って、これ持ってたら筋トレにもなる…のか?

  2. 人生もマラソンも逆走したくなるときあるよね←(ない)でも逆走部門公式は新しすぎる。世界征服も近い。

  3. え、逆から走れば重いメダルもらえるってこと?じゃあ次はうしろ向きで歩いてみよっかなww

  4. 途中で空きカップの海を突破し、逆走勢力は進化します。やがて鉛とともに地中へ沈む(完)

  5. なんというか…逆走が正解っぽい空気になるの納得してしまったの自分だけ?次は自分も流れに乗ってみたい。