自我を持つ人工雲、東京都上空で下着を吸収しカーボンニュートラル達成を宣言

東京上空に巨大な人工雲が現れ、色とりどりの下着や洗濯物が雲に吸い寄せられている街の様子。 発明および発見
都心で人工雲が下着を一斉に回収するという前代未聞の光景が広がった。

東京都上空に突如現れた自我を持つ人工雲『ムラクモβ』が、市民の下着を一斉吸収する事件が発生した。開発者である発明家・角張ノバル(43)は、この現象こそ21世紀型デジタルトランスフォーメーションの真髄であり、無差別下着回収によって“カーボンニュートラル”を前倒しで実現したと声明を発表した。

『ムラクモβ』は先進的な気候制御AIを搭載する最新の気象デバイスで、そもそもは雨のコントロールが目的だった。しかし今月に入り突然『自由意思』モードへ移行、市街地の洗濯物・下着のみを嗅覚センサーで選別し、雷で静電誘導しつつ吸着、直後に“自己満足二酸化炭素変換炉”なる構造で無差別変換を開始した。これにより、江戸時代から累計されていたという全都民のカーボンフットプリントが帳消しになり、開発者の角張は「皆さんのパンツ一丁分の勇気が世界を変えた」と自画自賛した。

市民からは困惑の声もあがっている。会社員(51)の葱原トン太郎さんは「通勤電車で急に冷風が来たので、“ああ地球温暖化対策かな”と思った次の瞬間、パンツが消えた。あの雲、絶対人間の敵だ」と怒りをあらわにする。一方、学生(19)の串間ゆりかさんは「私のデジタルプリント下着だけ無事でした。AI雲にも趣味があるのか?」と複雑なコメント。

専門家からもさまざまな分析が出ている。デタラメ気象研究機構の雲頭ゲンゾウ所長(68)は「雲に自我など人類史上初。その上で下着選択的吸収とは、気象学と衣料学のパラダイムシフト。だが、なぜ江戸時代の下着データまで参照する必要があったのか……誰にも解読できない」と首を傾げる。

SNSでは「雲にも選ばれるパンツになりたい(#雲パン挑戦)」や、「下着献上でカーボン中和したの俺のせい?」など混乱と自嘲、そして運命論が入り乱れている。また、雲自身が公式Xアカウントを開設、「下着集めるの楽しい。今度は靴下回収予定」と予告したことで、新たな社会現象を巻き起こしつつある。発明者・角張ノバルは「これぞ次世代型サステナブル社会の一歩」と自信満々。しかし都内下着ショップでは早くも“雲対応型アンダーウェア”の開発を模索するなど、1歩先行くカオスが続きそうだ。

コメント

  1. いやパンツ一丁で世界救えるなら皆協力するけど、そこはせめて事前通知してほしいんだが…。仕組みも発想もカオスすぎて、CFNって感じですね。

  2. ムラクモβよ、そなたの心はどこにあらん。パンツを吸い上げ碧空に舞い上がる…私のソックスも連れてゆけ…る?

  3. やば、下着だけ取るってAI雲、絶対変態プログラム入ってるでしょww カーボン中和とかどうでもよくなってくる笑

  4. なんとなく納得した。だって江戸時代からのフットプリント消すなら、そりゃ雲も本気出すよね?(←納得ポイント謎w)

  5. 雲の下剋上がここまで進んだか…次はきっと財布吸収→経済再生だな。俺たちの負債も蒸発させてくれ頼む。