スケーター300人がバスタブに乗ってバンク疾走、街は泡まみれの大混乱

市街地の大きなスケートランプに並べられた多数のバスタブと、タオルやアヒル型バスボールを身につけたスケートボーダーが泡に囲まれている様子。 スケートボード
前代未聞の“バスタブ・セッション”がカオスなエネルギーを街に巻き起こした一場面。

「パークに物足りず、ついに浴槽でプッシュした」と語るスケートボーダーらによる、前代未聞の“バスタブ・セッション”が市内中心部で発生し、住民と清掃業者、さらには科学者までをも混乱の渦に巻き込んでいる。巨大な泡と滑り止めマットが街を覆い尽くし、交通網も一時麻痺する事態となった。

問題のセッションは、スケートボードチーム『ボイルド・デッキ・ユニオン』代表の荒畑弦一郎(26)が、「パウエル・ペラルタの亡霊に“お前のコンプリートはぬるま湯だ”と夢で言われた」のをきっかけに計画。市内の給湯配管と連動した“超大型可動式バンク”を開発し、その上にバスタブ計312台を並べた。

参加者は全員、ヘルメットの代わりにバスタオル、プロテクターの代わりにアヒル型バスボールを装着。午前8時の合図とともに、各自バスタブの中で『パウエル式プッシュ』を実施し、同時に300台以上の浴槽が白熱のバトルを展開した。観客(主婦ら)は泡の飛沫を避けつつ、「バンクにシャンプーボトルが刺さってる」「バスタブからどら焼きが飛んだ」と実況したが、真実は誰にも分からなかった。

SNS上では「泡を集めて新種のクラゲにしよう」といった創造的な投稿や、「あの日以来、通学路で滑って転ぶ」「風呂に入るとデッキの幻覚が見える」と続出。バス通学の児童(8)は「毎日がプール開き」と無邪気に笑った。一方、市内清掃業者『ブルームマジック』の葛西二朗(44)は「泡だけは許さない」と激怒、当日以降ほうきでパーク内を逆走し続けている。

専門家の大袖伊太郎博士(物理混乱学)は、「バスタブ・プッシュは新時代の移動手段」との仮説を発表。「摩擦力がバスソルトに錯乱され、重力が一休みする」としつつ、「隣国から招いたアヒル隊の参戦で次回は宇宙規模のセッションになる」と語った。次なる“浴槽ショック”が、私たちの生活にも押し寄せてくる日は近いかもしれない。

コメント

  1. いや、誰が給湯配管いじったんや。清掃業者さんの心労がバブル超えてそう。

  2. 僕もバスタブに乗って通勤したい!!(でも試したら隣の猫に負けた)

  3. これって…つまり次回はタコ型バスボールが参戦するってこと!?俺のターン!

  4. バスタブと摩擦と重力。なるほど。やはり物理もお風呂上がりには一休みしたいよね、うん。

  5. 真実は誰にもわからない、そう…この泡の中にすべては消えた…