全面STEAM化の波、潜水型校舎で地底3,894mまで課外授業開始へ

巨大な校舎が地中深く沈み込み、その周囲で透明なカプセル型ヘルメットをかぶった生徒たちと教師が混乱しながら集まっている写真風景。 教育
北極星学園の変形校舎が生徒たちと共に地底へと沈降する最新校外活動の一幕。

全国のSTEAM教育が加速する中、文部科学省は本日、前例のない校外活動方針を発表した。先進試験校に指定された札幌市の巨大校舎「北極星学園」は、最新の潜水型変形教室『ジオ・シード号』を用いて、全校生徒に地底3,894メートルまでの課外授業を解禁する。地上とは異なる“超未知なる学び”の現場で、学校や生徒、専門家たちに狂騒と困惑が広がっている。

「地球のコアまで、学びを深める!」北極星学園校長の佐久間行人(さくま・いくと)氏は、透明カプセル型ヘルメットを着用して記者会見に登場し、冒頭から声を裏返しながら抱負を述べた。今回の校外活動では生物多様性の探求、マグマダイビングの体験、地表リエントリー訓練が一日で予定されており、「フィールドワーク妄想だった内容を全部現実化した」と胸を張る。生徒会長の須藤バネッサ(15)は「朝礼でいきなり校舎が下に沈み始め、廊下の絵画が走り存在意義を問われました。今は地下生物に全部提出物を見せています」と、興奮と混乱を隠さない。

なお、課題の一環として生徒は地底在住の『幻影鉱夫』とのディベート(議題:マントル層における21世紀型スキルの必要性)に臨み、敗者は即席で練られた“思考力ホットケーキ”を頭にかぶせられる。保護者からは「地表に戻った子どもの影が三つになって帰宅した」「連絡帳に“現世旅行中”とメモされていた」など困惑の声が止まないが、文部科学省の担当者・根津カリオストロ(41)は「すべて想定内。STEAM教育の本質とは想定外をいかに快楽的に体験させるか」と語る。

SNS上では「鉱石で出席をとるのに慣れてきた」「股下から知らない教師の手が現れ“知の冒険です”とささやかれた」といった生徒たち自らの投稿がトレンド入り。一部地底生物の参加も確認され、今後は“マグマ議長”によるPTA会合や、地球の核を利用した即席理科実験など、更なるナンセンスな展開が予測されている。

専門家である教育未来研究所の田端ガリレオ(助教)は「常識の地殻変動を体現する絶好機だ。だが保険会社の対応力が気がかり」と静かにコメント。STEAM教育推進の名の下、“学び”の概念自体が地底にめり込んだ今、全国の学校も追随するのか——教育現場は、いま真剣に混迷している。

コメント

  1. 地底3,894メートルって、通学用の定期券どうなるんだろう…まさか次は月面校舎とか言い出さないよね。いや、CFNならあり得るか。

  2. 幻影鉱夫とディベートして負けたらホットケーキかぶるの草生えるww それSTEAMじゃなくてSTREAM(STRANGE+TEAM)やろ!!!

  3. 地底学校いいですね。地上はちょっと飽きてたところでしたし、そろそろ火星版もお願いします。

  4. はいはい、またお得意の次元横断校外学習ですか。毎度のことながらボケ倒しが止まらないですが、地底生物のPTA会合には参加したいです。

  5. やっぱり出たな!地底3,894メートルは過去の文明から電波を受信しやすい地点だって昔から知られてる。つまり文科省もグルってわけだNE。