カオス一家、家族団欒の新境地を開拓 ギネス「最も混雑した団欒」記録更新

狭いリビングルームにあらゆる年代と格好の大人数の親戚たちがぎゅうぎゅうに詰め込まれている様子。 家族
カオス家のリビングに詰め込まれた287人の親戚たちが前代未聞の団欒ギネス記録を達成した瞬間。

家庭における団欒に革命が起きた。新潟県内の住宅地に暮らす「カオス一家」こと混乱進一郎さん(43)一家が、世界団欒ギネス協会より「家族団欒中、最も多くの親戚が同時にリビングに詰め込まれた家族」として公式認定された。カオス家のリビング(4.5畳)に、親類縁者287人がぎゅうぎゅう詰めとなりながらも、団欒を継続した前代未聞の快挙だ。

一家の団欒タイムは、毎週土曜午前7時13分に厳格に開催される。今週は通常の家族6人に加え、各地から謎の叔父・叔母や「二度と会っていないはずの祖父の影武者」など大量の親族が集結。さらに、家系図を遡ると古墳時代の戦士や、未来からタイムワープしてきたと主張する赤ちゃんまで参戦し、総勢287名になった。

密集しすぎたため、リビングには“人の壁”が9層形成され、最奥部にいる祖母(92)の発言は15人の耳を介さなければ外部に伝わらなくなった。伝言ゲームのような形で団欒が成立する様子に、長男の混乱大空さん(15)は「僕の『パンが欲しい』という声が、いつのまにか『宇宙船が爆発した』に変換された」と振り返る。

団欒後は、毎年恒例「家族ファミリートリップくじ引き大会」が決行された。例年の旅行先は「隣の部屋」もしくは「窓の外」であったが、今回は全員一致で「小惑星イトカワに集合」と決定。参加者の一部は紙飛行機で現地に向かい、宇宙人の姿で帰宅した者も観測された。

SNSでは「家族を物理的に増やせば居心地も増えるのか」「カオス家のフォトアルバム、厚み300メートルと聞いた」「来年は隣町まで親戚が溢れるのでは」とツッコミの声が続出。家族社会学者の山下混濁教授(51)は「団欒の本質が、ついに集合体崩壊を巻き起こす段階に突入した。孤食時代に真っ向から反旗を翻す壮大な試みだ」と意義を評価している。今後は、カオス家の「333人目の家族」は地球外生命体なのではとの噂も浮上しており、家族団欒界の混迷はさらに深まる見通しだ。

コメント

  1. パンが宇宙船になっちゃう伝言ゲーム、さすがカオス家…いやいや誰が小惑星イトカワ集合に納得したんだよ。次はブラックホール集合希望。

  2. オレもこのリビング入ったら3日後に異星人として帰宅しそうw 団欒って入口どこですか??www

  3. この団欒、物理法則への挑戦だよな。9層って多分もう人じゃなくて液体だよ!

  4. 祖母の言葉が15人を経ることで深遠な真理になる、そういうことってあるよね(知らんけど)

  5. イトカワ集合いいな~。私の家族、玄関ですでに渋滞起きるから目指せ287人!宇宙の果てまで家族旅行!!