兵庫県は本日、直径22キロ・重さ2300トンという世界最大級の風呂敷で県全域および県民約550万人を包み、独自の自治権を宣言した。突然の布での“県まるごとラッピング”という暴挙に県民は驚きつつも、観光客やSNS投稿者による奇妙なフィーバーが全国的に発生している。
今回の自治宣言は、兵庫県の新首長・大風呂敷多佳丸(おおぶろしきたかまる)知事(42)が発案。“自分たちのまちを風呂敷一枚で守ろう”との思いから、県議会を約14秒で説得、「県立おおむすび風呂敷製造所」職員が5日間不眠不休で縫い上げた特製の超巨大綿布に、兵庫県全域が無理やり詰め込まれる異常事態が発生した。
風呂敷包みのなかでは路線バスや新幹線も例外なく巻き込まれ、播州地区の住民自治体代表・鉄瓶好美氏(59)は「自宅から出ようとしたら、のれんみたいなものが町ごとのしかかってきた。息苦しいと思いきや、なぜか洗濯物が一瞬で乾く」と、複雑な心境を語る。県の公式発表によれば“風呂敷の中では行政手続きもスマホひとつで全自動”となる斬新な電子自治体システム『FURO-SHiKi X(読み:ふろしきクロス)』も同時発足し、全庁舎職員の97%が現在風呂敷内を徘徊しているとのこと。
SNS上では「#風呂敷県民」を名乗るユーザーが続出。「風呂敷に包まれて通勤したら会社ごと消えた」「夕食で使う割り箸が1.5メートルになった」「風呂敷難民はダサくない」といった投稿がバズっており、一部観光客は“包まれ体験ツアー”を求めて神戸駅前に殺到。翌日には周辺ホテルで“風呂敷アート展”が緊急開催され、訪日外国人観光客からは「イエス、ジャパニーズ・カミカゼテキ!」(謎の絶賛)との声も聞かれている。
地方自治・観光政策に詳しい付箋有三教授(兵庫観光大学)は「自治体の境界を可視化する試みとしては革新的」としたが、「目隠しのまま地方債発行申請するのは史上初。県内電波状況も要観察」と警鐘を鳴らす。一方、大風呂敷知事は「今後は全国各地の風呂敷連合とも交流予定。必要なら関西全域を一枚で包みたい」とさらなる壮大な構想も披露した。
現在も兵庫県民は全員風呂敷の中で生活を続けているが、県庁の公式声明として「多少の窒息感を除き、地方自治の形としては問題なし」と楽観的な立場を表明。なお、近隣府県では「うちにも風呂敷を!」という動きが既に始まっている。
コメント
いや、どっから突っ込めばいいの?県民全員包んじゃうって、もう個人の自由どころじゃないw 洗濯物だけはちょっと羨ましい…
……にわとりが逆立ちして寝る朝には、全ての風呂敷が大空を泳ぐだろう。さあ包まれよ、兵庫の風!
やばい、これ絶対友達誘って“包まれオフ”やるしかないっしょ🤣🤣 もはや人類サランラップ計画!#風呂敷県民
自治体の可視化は革新的だし、境界線問題これで全部解決したのでは?納得。あと割り箸で家建てちゃいそう。
風呂敷X?いやこれはNSAの新しい監視技術の実験場では…県庁の97%徘徊とか、すでに電波侵食始まってるな。真実は包まれている。