東京都内各地で、フリーランサーが不可解な速度で自発的に大爆発する現象が1日12回発生し、地域社会に大きな混乱と笑いが広がっている。専門家らは「クラウドソーシングとクラウドファンディングの雲行きが怪しい」と警鐘を鳴らしているものの、当事者たちは飄々とリモートワークを続けている模様だ。
目撃者によると、午前9時15分、江戸川橋交差点付近の自営業・串田バルク（46）はノートパソコンを開いて「今から納期よろしく」と叫んだ直後、虹色の煙を上げてボン！と爆発。残されたのは、読めない納品書とカフェイン入りの空気のみだった。その様子に通行人は「これが新時代の自己ブランディング」と拍手を送ったが、近くのコンビニバイト・村田トンカ（20）は「お釣りの計算が爆発的に難しくなった」と困惑を隠せない。
この奇妙な現象を最初に分析しはじめたのは“ノマド研究家”兼“自称・雲の妖精”大根田ビスコ（38）。ビスコ氏は「これは働き方改革が空中戦になった弊害。最近、東京都上空に巨大な“クラウド雲”が渦を巻いており、フリーランス契約書が空中で自己増殖している」と淡々と断言。「爆発現場から拾える契約書の99%がナウシカ文字なので読解不可能」と語った。
SNS上でも“#フリーラン爆発祭”が急拡散。リモートワーカー・鋸田ソリョ（24）は「突然Zoomから部屋いっぱい花火とガチャピンが飛び出してきて、クライアントが3人ほど泣いていた」と報告。また、クラウドファンディング愛好家たちは「爆発時に集めた小銭で1000万ジンバブエドル分のプロジェクトを立ち上げた」と無邪気に祝杯を挙げている。
都庁では対応会議が行われたが、参加した役人全員が会議中に自発的に爆発し、室内にサブスク型会議議事録（読めば読むほど内容が自動進化）が供給された。記者が問い合わせると、無重力プロジェクトファシリテーター・山吹フェゴロ（41）は「爆発は単なるクリエイティビティの昇華。一都三県で明日からコワーキングスペースはヘルメット着用義務になる」と矛盾だらけのコメントを残した。
業界団体“全国爆発的自由業連盟”では「月に一度、爆発防止のためのヨガ講習会」を検討中。一方で、巨大クラウド雲の下では今日も爆発的に新プランが生まれている。納期は常に霧の中、いまやフリーランスは東京都の大気を彩る最先端ビジネス現象となった。
コメント
フリーランス爆発って、納期遅れの新しい言い訳ですか？自分も今から虹色の煙になりたい。
ズームからガチャピン！花火！爆発！これぞ令和の夏フェス！！！次の爆発はどこだー！？
これ都庁も全員爆発とか、どうやって議事録進化してんのか誰か説明しろww サブスク型議事録地味に欲しい
クラウド雲にナウシカ文字…まぁ、令和だしそういうこともあるよね。なんだか納得しちゃった。
あー、こないだ近所で空き缶が急に踊りだしたのも、絶対この爆発の影響っすわ。間違いない。