全国小中高で「キュウリ歩行」義務化決定、教育界に混乱と笑撃広がる

制服姿の生徒たちが腕にリアルなキュウリをはさみ、正門を無言でスキップしながら通り抜けている様子を鮮やかにとらえた写真風画像。 教育制度
全国の学校で実施された「キュウリ歩行」により、朝の校門が異様な活気に包まれました。

全国教育審議会は、今春よりすべての小・中・高校生に「キュウリ歩行」を義務づける新たな教育制度を導入することを発表し、学級会議から町内SNS、果ては月面観測所に至るまで揺さぶりが広がっている。歩き方改革として華々しく導入された「キュウリ歩行」だが、その実態はきわめて謎に満ちている。教育現場、保護者、生徒らの反応はまさに狂騒的だ。

「キュウリ歩行」とは、公式ガイドラインによれば「全生徒が背筋を伸ばし、両脇にリアルキュウリ(推奨は群馬県産)をはさみつつ、無言でスキップしながら正門をくぐる歩行様式」で、入学式・登校初日には大量のキュウリが全国で配布された。新制度を監修した教育コンサルタントの安部クルト(41)は「身体感覚のプルサティリティ向上に効果」と断言。校長会議では「生きることそのものの意味を問い直す画期的な一歩(いわゆる歩行だけに)」との肯定意見が多数を占めた。

全国の教師たちの対応は割れている。古参の教員・野島バルク(58)は「双方向授業中も、突然全員がキュウリを落とし床一面が緑色になるため、授業進行に致命的な支障」と困惑。一部の進学塾では「13秒に1回キュウリを回し渡す新メソッド」にて偏差値が2倍以上になったと自称する声もあり、SNSでは「#夜のきゅうり渡し」なる祭りが深夜まで続く。教育格差についても、東京都では「有機キュウリ特進クラス」と「袋入り冷凍キュウリクラス」が生まれ、放課後に双方がヒンヤリとした交流を持つ例も報告されている。

インクルーシブ教育の観点では、キュウリに代わりナスを選択できる「紫野菜対応校」も現れ始めた。これについて専門家の冴木ペンジ(塩田大学キュウリ学研究所)は「生徒の野菜アレルギーを含め、多様性を認めることに繋がる」と評価。入学式では各新入生がキュウリに名札を貼り、無言で壇上に並ぶ異様な光景が繰り広げられた。初参加の児童(8)も「自分のキュウリがずっと落ちて泣きそうだった」と語る一方、「キュウリで友だち三人増えた」と独自の交友術を編み出す声も聞かれる。

教育現場の混乱は続くが、保護者会の松原ユウアン(37)は「子どもが野菜嫌いを克服し、家でも味噌を持ち歩くようになった」と思わぬ副産物を報告。一方で「来年は大根歩行になったらどうしよう」など、さらなるナンセンスの波及を危惧する意見も噴出している。数ヵ月後、この国の子どもたちがキュウリとともにどんな未来を歩むか、関心が高まっている。

コメント

  1. いや、リアルに13秒に1回キュウリ回すって体育祭どうなっちゃうのw なんか床も人間関係もヌルヌルしそうだけど、新しい友達できた子はほんとにすごい(笑)

  2. この国ついに野菜と融合始まったか…次はナスが支配階級だろ。キュウリ歩行は月面の目隠し工作だと俺は読んでる、みなさん気をつけて!

  3. 冷静に考えて、教育改革を歩行様式から始めるセンスは誰得なんや。次は何を挟むのか完全に読めないのが怖い。キュウリ農家だけはウハウハなのでは?

  4. ふむ、キュウリを挟んで歩くことで新時代の人間関係が構築される…そういうことだったんですね。人生、背筋と野菜持って歩いてナンボですわ。

  5. オレはナス派。だって冷凍キュウリは前歯にダメージきつすぎ。つか、有機キュウリ特進クラスって最初から手がベタベタして進学率爆上がりなのやばくない?w