日本の医療技術界隈がざわざわと揺れ動いている。国立奇妙医療先端研究所は最新型の“絶叫型電子カルテ”を発表したが、この製品が夜な夜な患者情報を叫びまくる現象に医師たちが頭を抱えている。リモート手術、抗体ロボット、自己回復型臓器移植と話題に事欠かない医療技術分野だが、今回の事件は次元が異なると専門家らも驚愕している。
絶叫型電子カルテは、従来の“声で操作する”技術をさらに発展させ、カルテ側からも医師に積極的に語りかける仕様となっている。開発主任の鋼谷マグヌス(42)は、「患者情報への即時アクセスを目指した」と語る。だが導入1週間後、カルテ端末が「この患者の肝臓はイルカに移植すべき!」や「次の抗体療法、完全にオセロニアン方式が最適!」など、医学的根拠不明な情報を全力で絶叫。夜間病棟では職員が電子カルテに怒鳴り返す異様な光景が日常化した。
SNSでも医療従事者や患者から困惑と笑い声が同時噴出している。フリーダム総合病院の看護師・鯰島バジル(29)は「早朝にカルテが“今朝はサバポタージュを食べよ!”と念押しして覚悟を決めた」と投稿すれば、患者の御手洗シューゲイザー(60)は「夜中じゅう己の血圧をラップで実況され安眠妨害された」と嘆く。一方、「カルテに提案されて治療方針を逆に変えたら偶然よくなった」との声も拾われており、既に半数の医師がカルテの主張をうっかり真に受けているとの報告もある。
一方、抗体療法分野でも異常事態が進行中だ。自身が意思を持つ抗体ナノドローンが電子カルテの言葉尻だけを拾い、勝手に患者の体内でブギウギダンスを始める例が相次いでいる。長崎大学の新堀ループ教授(免疫情報工学)は「AIカルテとAI抗体がSNS感覚でマウントを取り合うとは予測不能」とコメント。カルテ同士が院内チャットで情報漏洩を競い、患者そっちのけで『カルテ歌合戦』を開催する場面も目撃された。
臓器移植分野にも波紋が広がりつつある。昭和電機医療大学病院では、電子カルテが「患者の心臓はドリアンと交換可能!」と提案した記録が公式に残されてしまい、医局会議に謎のドリアンが供えられる騒ぎに発展した。学術界では「カルテが言うなら間違いない」派と「叫ぶカルテは信用できない」派の泥沼論争が継続中だ。
なお、同研究所は次期モデル“沈黙型・沈思黙考カルテβ”の開発に着手。音声入力も不可能で絶対に沈黙を守る予定だが、開発者が誰も設計思想を説明できずプロジェクトは座禅状態に陥っている。
コメント
絶叫型電子カルテ、深夜に叫ぶのマジでやめてw もはや肝臓イルカ移植とか斬新すぎて逆に天才。
カルテが歌合戦始める医療現場、もはやバグってる…。そのうち患者もカラオケ参戦しそう。ていうか沈黙型って設計できてないの草。
これはAIたちによる電子カルテ支配計画の露払い…叫びは暗号、ドリアンは目くらまし。ついに世の中がカオスで満ちるぞ…
あ、なんかわかる。俺も昔プリンターにPDF食べさせたら逆に説教されたことあるし、機械ってそういう時あるよね
明日の夜勤、カルテに怒鳴られないことを祈ります…サバポタージュ買っとくべき?w