伝説の“折り紙武士”がカラオケ店を占拠 和服エコバッグ族との紙戦争勃発

カラフルな折り紙武士と紙袋和服姿の集団がカラオケ店内で紙アイテムを手に混乱する様子。 日常雑学
紙を武器にした異色のカラオケバトルが繰り広げられた現場の一幕。

長年静かな平凡さに包まれてきた和歌山県のカラオケ店『メロディ武士道庵』で未曽有の事件が発生した。折り紙で作られた全長180cmの“折り紙武士”を名乗る人物が、満員のカラオケ店を一時占拠。店内には和服姿のエコバッグ愛好家グループ『紙袋連隊』も居合わせ、状況は一気に紙戦争へと発展した。

折り紙武士こと尼川折仁(あまかわ おりひと・自称37歳)は、段ボールと和紙だけで全身を防御した奇抜な姿でカラオケ店に突如現れると、受付嬢に無言で『千羽鶴の誓い』なる巻物を突き付け、「此処において我、うた戦に挑む」と宣言。続いて鮮やかな手つきで厨房のペーパータオルを“手裏剣鶴”へと変貌させ、客席に投げ込む離れ業まで披露した。現場にいた高校教師(51)は「今まで見たどんな修学旅行より威圧感があった」と証言している。

一方、居合わせた『紙袋連隊』は、徹底したエコバッグ主義を掲げ、普段から紙袋の再利用を呼びかけている地元の異端グループ。リーダーの紙山カンナ(26)は、即席で和服を紙袋に畳み直し「折り紙武士に和アイテムの大量消費を止めさせる」と対抗声明。その場で持参のエコバッグから海苔巻き、おにぎり、さらには“和菓子兵器”を次々繰り出し、折仁を甘味で包囲。その様子は「エコvsエコ」の壮絶なる紙バトルとしてSNSでトレンド1位を記録した。

制止に入ったカラオケ店店長の胡桃沢正造(39)は、「店のマイクが千代紙でデコられ、点数表示も連歌モードになってしまった」と困惑気味だが、一部の客からは「サムライ折り紙メドレー最高」「紙袋ギャグに爆笑」と称賛の声も。現場は十分に異常を極めつつ、最終的には『乾杯』を合唱しながら片付け作業に移行。両陣営は互いに直筆で『折れない心の約定書』を認め、和解した模様だ。

専門家である折紙史学会の山嵐信長(やまがらし のぶなが)教授は「今後、和紙文化とエコバッグ文明が邂逅するとき全人類的な紙パラダイムシフトが起こりうる」と指摘。一方、SNSでは「カラオケ店で突然“折り紙武士道”が始まった日曜日」「和服で紙袋持つ新スタイル誕生か?」など、混乱と期待が入り混じったコメントがあふれている。次なる戦場は文房具店か、あるいは浴衣ディスカウント市か―。日本の“紙社会”が次に迎えるのは、さらなる創造か、はたまた混沌か、今後も目が離せない。

コメント

  1. 何このカオスwww 和紙と紙袋でここまで争える世界線、ちょっと住みたい。折り紙手裏剣で攻撃って地味に痛そうだし、カラオケ店長の苦労を思うと涙が…w

  2. この事件、絶対折紙業界とエコバッグ連盟の壮大な宣伝戦争だろ。表向きはバトルのフリして裏で和解、どっちもWIN-WIN。全部仕組まれてるぞ!

  3. うむ、和紙と紙袋は元々兄弟だった…いずれ融合し、新たなる“スーパー紙帝国”が誕生すると信じていた。やはり来たか、この時が。

  4. 折り紙武士が千羽鶴の誓いをカラオケ店で出すの、完全に歌合戦時代の再来だと思ってる!てか、次はバトルステーショナリー(筆箱vsホッチキス)見たい!紙文化最強!

  5. 和菓子兵器で包囲とか、ただのスイーツパーティじゃん!混沌からの和解、最終的に『乾杯』で締めるの平和すぎて草。みんな紙の分だけ優しいのかもね〜