スタートアップ業界に再び狂気が走った。東京発の新興ベンチャー「オボロベンチャーズ株式会社」（代表取締役：黄身 隆一）が、自らの会社を“ひとつの巨大な卵”に変貌させるという異例の事業計画で、なんと1兆円のバリュエーションを宣言。バーチャルな卵の殻を拡張するため、エンジェル投資家たちから総額572億円もの資金調達に成功したことが明らかになった。
オボロベンチャーズのプロダクトはただの卵ではない。自称「ミニマルプロダクトの極致」として、殻の厚みが1ナノメートル単位で変化し、内部に“可能性”だけが無限に保存されるという。開発のきっかけについて黄身代表は、「未来志向の卵がなかった」との理由を真顔で述べ、「われわれは、多次元的リモートワーク空間を卵内に実現します。社員は全員“黄身”として、どこかの殻付近で熱意を発揮しています」と訳の分からないビジョンを熱弁した。
何をする会社なのか世界中の投資家が頭を抱えるなか、エンジェル投資家の飯盛 胡麻男氏（65）は「卵という言葉自体がイノベーション。私の資産を半熟にしてでも支援したい」と語った。SNSでは「そもそも殻を拡張すると割れやすくなるのでは？」や「黄身の気持ちになりたい」「スケールは無限だけど、使い道は未定」といった困惑や賞賛が飛び交う。社外からも「潰れるのか孵化するのかは卵次第」との冷静な指摘が散見された。
なお同社のミニマルプロダクト第1弾「バーチャル卵殻」は、まだ閲覧専用で、一切触ることも割ることもできない状態でリリースされた。社員であるアルバイト（21）によれば「最近、卵の夢しか見ない。先月、パソコンが目玉焼きになった」と語り、社内のリモートワーク事情にも不穏な空気が漂っている。
専門家の黄前 貫一郎氏（バリュエーション研究家）は「殻の拡張は重要だが、中身の成長が追い付いているかは大いに疑問。だが、クラウドファンディングでひとまず4500万個の卵パック支援が集まるなど、前代未聞の支持を得ている」と指摘。今後、どう孵化していくのか日本経済のみならず世界の朝食市場からも熱視線が送られている。
コメント
いや冷静に考えて、殻拡張って何だよw 中の黄身たちはちゃんと育ってるの？投資家も困惑不可避でしょ。
卵がビッグになった日、僕らも黄身になった夜…フフフ、次は宇宙の殻を割る時が近い…ニワトリが先か、財布が先か……
殻を拡張しても中身無限の可能性は草w オムライス界のシリコンバレー目指してるんか！？w
いや、これは納得。僕も昨日、自分の人生の殻を拡張しようとしたけど、予算が足りませんでした。1兆円ならできる。
これは陰謀だ。卵型スタートアップの裏には間違いなく多次元の巨大黄身結社が…我々の白身部分も狙われているぞ。