高さ30メートルのバゲットタワーでアーバンクライミング大会開催、パンくずの雨降る街騒然

夜の都市を背景に、巨大なバゲットタワーを素手で登る参加者たちと、宙を舞うパンくずや具材が映る混沌とした光景。 アーバンクライミング
バゲットでできた垂直タワーを登る選手たちに街が熱狂しました。

超高層バゲットの皮を握りしめ、汗と小麦粉と希望が交差する前代未聞の都市型クライミング大会が、東京都内某所で大きな話題を呼んでいる。バゲットでできた垂直タワーを素手で登り切る“バゲットクライミング選手権”が初開催され、スポーツ界隈とパン愛好家双方が信じ難い興奮に包まれた。

今回のアーバンクライミング大会を主催したのは謎の団体「バゲット垂直愛好会」。会長の山川トースト郎(36)は、パン屋に弟子入りして15年間バゲットの焼き加減のみを追求してきた背景を持つ。

参加者は、焼き立ての30メートル巨大バゲットタワーに素手で挑み、途中、具(ハム・きゅうり・バターなど)が眼前に挟まり落下するアクシデントや、パンくずによる視界不良、イースト菌の突然変異による予測不可能な膨張波など、通常のクライミングでは考えられない独特なリスクを強いられる。主催団体によると「安全対策として、ロープの代わりに焼きそばパンを腰に縛るのが推奨されています」とのことだが、実効性については各方面から疑問の声が噴出している。

優勝は地元のフリークライマー、堅焼 麦太(27)。「最大の困難は、10メートル地点で襲来したバター飛沫でした。すべったら最後、バゲットの底まで一直線。有酸素運動というより有糖素運動です」と語った。なお途中、参加者数名が“クリームパン岩”への寄り道を試みたが、主催から「これはクロワッサン分岐。選手外」と一時失格を言い渡されるなど、ルールの曖昧さも指摘されている。

SNSでも波紋が拡がっており、主婦(56)は「洗濯物がパンくずで真っ白、最高です!」、自称スパイダーマン系配信者の岩登 忍(22)は「次回はパン耳だけでどこまで登れるか挑戦してほしい」とコメント。パンソムリエを自称する井ノ上グルテン男(43)は「廃棄ロス問題も一挙に解消できる、素晴らしいスポーツだ」と奇妙に前向きな評価を寄せた。

現在、主催団体は次回大会に向け「フランスパン・ボルダリング」「ランチパック落石体験ゾーン」など続編競技の構想を固めており、都市生活とパン文化、そして無謀な冒険心の融合がどこまで加速するか、引き続き注目だ。

コメント

  1. いや冷静に考えて、焼きそばパンで命を守れるわけなくない?パン愛が暴走しすぎてて草。

  2. 私は昨日、夢の中でメロンパンの山に登りました。今日この記事を見て、ついに世界が私に追いついたと感じます。バゲットの塔がそびえる都市、パンくずの雨…いいぞ!次は全粒粉の雲に乗せてください。

  3. 途中から具が落ちてくるって…そりゃスリップするわwww でも優勝した堅焼麦太さん、パンだけにカリスマ半端ないっす!

  4. なるほど、パンくずで視界不良になるあたり、防災訓練とパン祭りを一緒にやる発想っすね。都心の景観も美味しそうに変わりそうだし納得!

  5. こうしてバゲットタワーが毎日街に建てられることで、小麦の消費量が操作されてるって気づいてる人、他にいません?イースト菌膨張は5Gのせい。