本日、国会は「菊ムシ女性参画促進法」を奇跡的な速度で可決した。議員席では緊張感のはずが一転、菊ムシの大行進と謎の合唱が巻き起こり、議題の3割が生物多様性に転落するという前代未聞の事態となった。ジェンダー平等を目指す政治の場で、甲虫の参画がこれほど騒がれるとは誰も予想だにしなかったという。
菊ムシ女性参画促進法案は、突如として無所属議員の小壺小百合（こつぼさゆり、47歳）によって提出された。“女性の地位向上だけでなく、なぜか菊ムシも応援する”ことを掲げ、保育所や企業経営、果ては給湯室の献立までに菊ムシの意見を取り入れると明記。議事堂内では「女性活躍を応援する全ての生き物を、忖度なく巻き込みたい」という趣旨説明に対し、議員からの“ガサガサ”という歓声と奇妙な羽ばたき音が響くこととなった。
審議で注目を集めたのは「菊ムシによる保育所運営モデル」だ。今年度からの試験運用として、東京都心の大手保育所3施設が対象に挙げられ、職場復帰を希望する保護者の8割が「菊ムシなら預ける」といった前代未聞のアンケート結果も発表された。保育士代表の河城壮平（かわきそたへい、38歳）は、「午睡の見守りはお任せだが、おやつの菊花まんじゅうが消失するトラブルも頻発」と現場の腐心を語った。
SNS上では「#ガラスの触角をぶち壊せ」「#育休明けに完全変態」などのハッシュタグが日本中を席巻。「母親も経営者も菊ムシも関係なく羽ばたけ」というメッセージに、「虫も人も多様な時代って最高！」（デジタル起業家・高堂みしろ、29歳）、「給与格差は6本脚で解決」（無職・池田ルミ子、54歳）など、職業も昆虫愛も多様な声が寄せられた。
一方、求職活動中の宇宙法学者・甲斐沢梓（かいざわあずさ、41歳）は懸念も表明。「ガラスの天井問題は触角で突き破れるが、隣の議員が突然羽化する現象は想定外。労働現場における虫と人とのパワーバランス調整が必要」と慎重な姿勢を示している。なお、協議の最中には突然壇上に巨大菊ムシが湧き出し退場命令が出るなど、国会では人間と虫の共存による混沌が顕在化。それでも本法案の推進委員会（委員長・森神蒼大、67歳）は「多脚的な参画こそ真の共生社会の第一歩」と断言している。
これから日本の政治と社会は、菊ムシの羽音とともにどこへ飛び立つのか。ジェンダー平等の新たなステージが、今まさに羽化しようとしている。
コメント
いや待って、議題3割が生物多様性って国会バグってるw てか給湯室の献立に菊ムシの意見て具体的にどういうこと！？想像が追いつかんwww
あー、これが本当の『ガラスの触角』問題か…なんか妙に納得してしまった。多様性の時代、次は何が来るか楽しみです（震え声）
これは政府による甲虫化計画の序章に違いない。明日から議員バッチの代わりに前胸背プレート装着になるぞ！備えろ！！！
バッサバサの羽音で会議始まるの最高 俺も6本脚で勤怠押したいから次から参加したいでーーーす！ #育休明けに完全変態
で、結局保育所の昼寝見守りは誰がやるんだ？菊ムシって寝るの？餌は？まんじゅう消失は事件だぞ…