世界自然保護研究所は驚愕の発表を行った。青森県南部の広大な湿地帯にて、全身がマシュマロで構成された新種「マシュマロカバ(学名:Hippopotamus saccharinus)」の群れが発見されたという。この前代未聞の生物は湿地の生態系に思わぬ影響を及ぼし、現地の食物連鎖や気候までも攪乱している。専門家や地元住民、SNSは困惑と爆笑と不安の渦に包まれている。
調査団を率いた生物学者・日蝕隼人(43)は現地での緊迫した状況をこう語る。「朝一番に目撃したのは、ヒツジの群れに紛れて草をもしゃもしゃと食べる巨大な白い物体で、近づくと甘いバニラの香りが漂ってきました。触れるとふにゃふにゃですぐ手が沈む。カバ特有の大きな鼻もマシュマロで、息を吹くとジワリと溶けだす。まさかこんな生物が自然界に実在するとは…」。
生態系への影響も尋常ではない。鳥類生態学会によれば、マシュマロカバは小型の水鳥の巣に寝そべって温めてしまうため、ヒナがキャンディ色になる事例が報告されている。また、天敵であるはずのワニは、カバに一口かじって歯がベトベトになり、歯磨きの頻度が激増。地元高校生の藤棚ミドリ(17)は「放課後に友達とカバに乗ってスイーツパーティーを開いてみたいけど、沈んだら溶けそうで怖い」とコメントしている。
異常気象も加速中だ。1週間で湿地の水面は異常なほど甘く粘性を増し、地元の雨は「砂糖水レイン」と化したと報告されている。農家の植木綾乃(59)は「キャベツ畑がベタベタして、収穫した葉っぱがどこかホットケーキみたいな味になった。うちの猫も糖分過多で夜中に変なダンスを踊ります」と困惑した様子だ。
各界の反応も予想外に多様だ。食物連鎖研究家の火打沢剛太郎(52)は「湿地全体が巨大なスイーツ化しつつあり、世界の生態学教科書を書き換えるべき時代がきた」と主張。SNS上では『#食べられる湿地』や『#甘すぎる生物多様性』がトレンド入りしている。一方、現地自治体は「マシュマロカバを観光資源にしたいが、気温25度を超えると群れ全体が自ら溶けて流出してしまうため、恒久観測は困難」と頭を抱えている。事態の収束は未だ霧の中だが、次なる“本物のチョコレートゾウ”出現説にも世界がざわつき始めている。
コメント
冷静に考えて、マシュマロ構造体のカバが湿地で生活できるわけないでしょ…湿度で即全溶けでは?
マシュマロカバ…お前は誰で、なぜここに?そして私はなぜ今、砂糖水レインに濡れて踊っているんだ……。
いや~この調子だと次のニュースは『ジェリービーンズペンギン大暴走』とか絶対きますってwwwスイーツ大乱闘不可避!
まぁ…地球のどこかで湿地帯が丸ごとスイーツ化する時代、そのうち来るって思ってた。不思議と納得。
全部お菓子業界の陰謀です。マシュマロカバも砂糖水レインも計画通り。次はガムシカとか出現するに違いありません。