政府が全国民注目の経済対策として発表した「新・透明紙幣」が本日より流通を開始。紙幣が『完全に透明』のため誰も見つけられず、経済活動が不可視化し、全国各地に混乱が広がっている。
「経済を可視化せよ」と叫ばれ続けた現代日本。しかし政府と日銀がまさかの選択肢に打って出た。紙幣そのものを徹底的に「不可視化」するという、逆転の新政策。庶民から専門家まで、東京を中心に広がる混乱と錯乱の渦をご覧いただく。
首相・岸田文雄氏の肝いりで推進された「透明紙幣政策」は、経済を“透明化”することで信頼性を高める目的で開始された。従来の紙幣は印刷技術で偽造を防止していたが、新紙幣は分子レベルまで分解し、肉眼・赤外線・紫外線のいずれも完全に通過する画期的な“超透明”技術を採用。発行直後から、コンビニエンスストアのレジでは「お客様、紙幣が見当たりません」「財布に入ったまま、どこに消えたか分からなくなりました」などの声が相次いだ。
東京証券取引所の中村建一郎所長（52）は「午前9時の取引開始から売買が全く成立していない。理由は『株券も目に見えなくなったから』だ」と困惑のコメント。ATMからも現金が取り出せたかどうかまったく判定できず、SNS上では「お札を落としたことに気付けない」「床に透明紙幣が積もってるらしい」といった投稿がトレンド入り。大学生の浅草明美さん（20）は「財布にたくさん入ってるはずなんですけど、何もなくて不安です」と見えぬ経済不安を語った。
新紙幣経済の混乱を背景に、偽札もまん延。新宿で紙袋を持って歩く男性（34）が「これだけ透明紙幣を持っています！」と主張するが、袋の中身は空っぽ。警察は混乱拡大防止のため「お金を持っているフリは禁止」と異例の声明。専門家の宇都田隼人教授（経済学）は「経済の透明性を追求しすぎた結果、見えない経済になった。これがまさにインビジブル・インフレーションである」と語った。
この状況を受け、国会では急遽『紙幣可視化特別法』の審議が開始されるも、テーブルの上に何もないため誰も資料を参照できず、可決も否決も「見えぬ投票行動」に終始。SNS上では「現金も経済も可視化してほしい」という切実な願いが爆発している。一方、一部市民は「これで現金強奪が減った」「財布が軽くてうれしい」といったポジティブな声も（目撃不可のため確認不明）。今後、政府・日銀の“透明すぎる”舵取りに、引き続き注目が集まる。
コメント
これもう紙幣じゃなくて空気じゃん…経済の透明化って物理的な意味じゃないと思うんですが。
ワレワレノ財布、イツノマニカ満タン。モウ何モ見エナイ。宇宙的真理、理想ノ経済、ヒトモ見エナイ…フフフ。
透明紙幣なくしたけど大丈夫、俺んち押入れに2兆枚ある(見えないけど)！誰か交換しない？
物が見えない世の中…なるほど、こうして我々は貨幣の幻想から解き放たれるのか。
はい出ました、政府のステルス増税政策。実は国民全員の財布からこっそり紙幣抜いてる説濃厚。もう俺の心も透明だわ。