配信界隈を騒然とさせる新たなアニメが、突如として現れた。話題のバーチャルYouTuber集団「ギャラクシーなまず隊」による完全新作アニメ『ナマズ花嫁と宇宙サブスクリプション大戦』が、わずか9分間だけサブスクリプションサービス「V-STREAM」で限定独占配信されたところ、なぜか2兆匹のナマズが同時視聴し、ネット社会と現実世界を巻き込んだ混乱が発生している。
「ギャラクシーなまず隊」は、普段からアクアリウムの底でバーチャルライブを繰り広げる7匹のナマズ系VTuberユニット。その新作アニメはうっかり水槽映像を地上波より先行で配信するという大胆な施策で注目を集めていた。だが配信開始と同時に、世界中の淡水域から様々なナマズがインターネットへ一斉アクセスし、配信サーバーは過去最大級のトルネード渋滞。日本アニメ配信技術研究所の牛冬まや教授(53)は「我々はクジラのDDoSを想定していたが、ナマズによる万単位の押し寄せは完全に盲点だった」と語る。
事態を複雑にしたのは、配信されたアニメが全編“超音波語”吹き替え・字幕なしという点だ。結果、ナマズ視聴者の多くは「内容がわからない」とSNSにひげを震わせる投稿を連打。人間のファンは逆にナマズたちのコメントバトルを楽しんだ。ある高校生(16)は「#なまず語しか勝たん」「魚類限定のセリフ回しが斬新」と新たなバズワードを広めている。
著作権を巡る騒動も拡大中だ。ナマズ視聴者の一部が、アニメの一部映像を泥(どろ)配信アプリ「MUD+」で違法アップロード。V-STREAM運営会社「惑星流通合同組合」はこれに強く抗議しつつも、「大量の泥リミックスを一掃するには浄水場の協力が不可欠」と発表し、沈殿作業が継続中だ。ナマズたちが次にどんなエンタメ旋風を巻き起こすのか、配信業界はしばらく底知れぬぬめりに飲み込まれそうだ。
SNS上では「自宅の水槽が突然サブスク契約してた」(主婦・42)、「近所の田んぼからWi-Fi経由でアニメ鳴き声」「ナマズのエンディングダンスが干潟で発生」など、どこまでが事実でどこまでが泥か分からない投稿が飛び交う。エンタメ新時代、我々が忘れかけていた“サカナ目線の視点”がついに現実を侵食しはじめている。
コメント
ナマズの同時視聴2兆匹ってサーバーどんなスペック?ていうか人類の数超えてるやん。地球大丈夫か?
まじで近所の用水路からナマズのエンディングダンスっぽいの流れてきて草。これ社会現象確定www
やっぱり!昔から淡水魚が通信インフラを支配すると信じてたが、ついに証拠が出たな。次はコイだ…
超音波語で字幕なしって、たぶん我々人間向けじゃないということですね?いや、ナマズ向けならではの配信革命か…
泥リミックス沈殿作業って何そのパワーワード。なんか無駄に納得してしまった。次は何を濾過するのか期待。